昨日30日(金) 夕方5時と夜9時に開催された、ハンガリーGPの金曜フリー走行1-2。
今回は2回目の予選セッションレビュー記事を引用させていただきますが、両セッションともRED BULL RACING RENAULTのS.ベッテルがトップタイムを記録しました
高速S字コーナーも一部あるコースですが、基本的には低速のタイトなコーナーが多いサーキット。
2回目のフリー走行セッションをLIVE映像でTV観ていましたが、RED BULLとFERRARI・・・どこが微妙に違うのかと言いますと、コーナー立ち上がりのアクセルを開くタイミングが、RED BULLのほうが断然早いということ。
早く駆動輪にトラクションかけることができたら、当然クルマは前へ前へ進もうとしますから・・・その分タイムが縮まっても不思議じゃないです。
今日は日本時間午後6時から土曜のフリー走行、そして夜9時には公式予選が行われます
RED BULL vs. FERRARI・・・というか、S.ベッテル vs. F.アロンソといった対決になりそうな予感ムンムンっす
以下ESPN F1 のセッションレポート引用します。
↓↓↓
30日(金)日本時間21時から2010年F1世界選手権第12戦ハンガリーGP金曜フリー走行2回目がハンガロリンクで行われた。
現地時間の午前に実施された金曜フリー走行1回目ではセバスチャン・ベッテルとマーク・ウェバーのレッドブル勢が他を圧倒するペースを見せて1-2態勢を築く。ルノーのロバート・クビサが3番手につけ、チャンピオンシップのリードを保ったまま夏休みを迎えたいマクラーレンからはジェンソン・バトンが4番手に入ったものの、ルイス・ハミルトンは18番手に沈んだ。
やや雲が多くなってきたハンガロリンクでセッションが始まると、まずはHRTの山本左近が先陣を切ってコースへと向かう。左近に合流する中位から下位のチームに交ざり、1回目のフリー走行を制したベッテルとウェバーも早々にガレージを後にした。
レッドブル勢はインストレーションラップのみでピットへ戻ったものの、コース上では左近を筆頭に各車のタイム計測が始まる。トラフィックが発生する中、まずはハミルトンが、続いて1分21秒台を刻んだフェラーリのフェルナンド・アロンソがトップに立った。
セッションスタートから15分ほどが経過してトラフィックが解消された頃にレッドブルの2台も本格的なプログラムを始動。2人のレッドブルドライバーはあっさりとタイムシートの上位に躍り出て、ウェバー、ベッテル、フェラーリのフェリペ・マッサ、アロンソ、バトンのトップ5となった。ウェバーとベッテルのタイムは程なくして1分20秒台に突入し、チームメイトより長くコースにとどまったベッテルが全体のベストタイムを更新する。
開始から30分が過ぎていち早くソフトタイヤを使用したのがトロ・ロッソ。スーパーソフトコンパウンドに履き替えたハイメ・アルグエルスアリが11番手に入った。しかし、ほとんどのマシンがハードタイヤでのプログラムを続行し、上位勢のオーダーはチームメイト同士で入れ替わってウェバー、ベッテル、アロンソ、マッサの順に。続く5番手にメルセデスGPのニコ・ロズベルグが入った状態でセッションは折り返し地点を迎えた。
中盤から終盤にかけて、ソフトタイヤに移行するマシンが増えていく。ウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグやBMWザウバーの小林可夢偉がトップ10に浮上し、12番手だったハミルトンも5番手へとポジションアップ。残り30分を切るとアロンソがレッドブル陣営をしのぐ勢いを見せるも、ベッテルが1分19秒台も目前の1分20秒087を記録してレッドブルの優勢を保っている。
その後は各車がロングランに取り組み、目立ったタイム更新が見られなくなった。最後の数分間では、トラブルが発生したのか5周の走行のみにとどまっているロータスのヘイキ・コバライネンを除き、ほぼすべてのマシンがコースへ入って熱心に作業を続けている。
最終的にこのセッションを制したのはベッテル。2番手アロンソ以降にはウェバー、マッサ、ヴィタリー・ペトロフ(ルノー)、ハミルトン、ロバート・クビサ(ルノー)、ヒュルケンベルグ、バトン、ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)と続いた。
シューマッハのチームメイトであるロズベルグは13番手。可夢偉と左近はそれぞれ14番手と23番手で初日のセッションを締めくくっている。