昨晩の【F-1】第9戦 ヨーロッパGP at バレンシア~フラッグ


・・・久々マシンが宙を舞うという、ショッキングな映像を見てしまいましたあせる

ただ双方のドライバー共、大きな怪我がなくて何よりでした・・・。


F-1マシンは走行中、常に数tのダウンフォースを得て走行していますので、事故等で空力パーツを失うととんでもないことが起こるんです・・・今回はスピードがのっているときの事故でしたので・・・一瞬”ヒヤッ”としましたが。



それにしてもあの混乱の中、唯一日本人として参戦している、sauberフェラーリの小林可夢偉選手。


事故による混乱を逆手にとって、クレーバーなレース運びで、7位 6ポイントゲットしました~ドキドキ


残り2周で、フェラーリのアロンソをパッシングし、且つ、最終ラップの最終コーナーでトロロッソのブエミをパスし・・・気が付けばフェラーリエンジン搭載車でベストフィニッシュ~という快挙ですよビックリマーク

本家フェラーリよりも前でチェッカーフラッグ受けたんですから、これ、すごいですよね~!!


この走りを続けてもらって、もっとチームスポンサーを獲得して、後半戦の巻き返しを期待したいですチョキ


以下ESPN F1のサイト からの記事を拝借しましたパー

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27日(日)日本時間21時(現地時間14時)から2010年F1世界選手権第9戦ヨーロッパGP決勝レースが、スペインのバレンシア市街地サーキット(全長5.419km)で行われた。レース周回数は57周、レース距離は308.883kmとなっている。

前日に行われた公式予選では、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が中国GP以来となるポールポジションを奪取。2番手にチームメイトのマーク・ウェバー、3番手にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が続き、小林可夢偉(BMWザウバー)は18番手だった。

レーススタート時のコンディションは晴れ、気温26℃、路面温度47℃。今週末のヨーロッパGPにブリヂストンはスーパーソフトコンパウンド(オプション/ソフトタイヤ)とミディアムコンパウンド(プライム/ハードタイヤ)を持ち込んだ。

フォーメーションラップを終え、各車グリッドについたところでレーススタート! ベッテルはポジションを守ったが、ウェバーは遅れてルイス・ハミルトン(マクラーレン)が2番手に浮上。フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサのフェラーリ勢もウェバーをかわした。そのウェバーはオープニングラップでさらに遅れ、9番手で2周目に入った。18番手の可夢偉はポジションキープで1周目を終えた。

多くのマシンがオプションタイヤでスタートする中でプライムスタートを決めたミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は、オープニングラップで11番手まで浮上した。

最初にピットストップを行ったのは大きく順位を落としたウェバー。オプションからプライムにタイヤを交換したが、左フロントタイヤの装着に手間取った。そして10周目、ウェバーがヘイキ・コバライネン(ロータス)の背後に近づきすぎて接触し、ウェバーのマシンは宙返りして逆さまの状態で路面にたたきつけられた。幸いウェバーとコバライネンに大きなケガはないようだが、両者リタイアとなっている。

このクラッシュによってセーフティカーが導入され、多くのマシンがピットストップを実施。可夢偉やルーカス・ディ・グラッシ、ティモ・グロック(ともにヴァージン)のみがピットに戻らず、可夢偉は3番手に浮上した。

レースは15周目にリスタート。先頭ベッテル、2番手ハミルトンは変わらず、可夢偉も3番手を守った。しかし可夢偉はベッテルとハミルトンよりも1周につき2秒ほどラップタイムが遅く、4番手ジェンソン・バトン(マクラーレン)以下が封じ込まれることとなった。



25周目になると、ハミルトンに対してドライブスルーペナルティが発令された。その理由は、ハミルトンがセーフティカーをオーバーテイクしたため。ハミルトンはペースを上げて周回を重ね、28周目にピットレーンを通過。3番手の可夢偉とのギャップが大きくついていたため、ハミルトンは2番手のままコースに戻ることに成功する。

ハミルトンのペナルティで大きな恩恵を受けたのは、先頭のベッテル。ハミルトンとのギャップを14.5秒に広げ、快走を重ねた。一方、レースが40周を消化しても、可夢偉はピットストップを行わずに3番手をキープ。周回遅れの対応に手間取る場面もあったが、4番手バトンを抑えて周回を重ねた。

レースは43周目。この時点の順位は先頭ベッテル以下、ハミルトン、可夢偉、バトン、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、ロバート・クビサ(ルノー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ウィリアムズ)までがポイント圏内。しかし、可夢偉はまだピットストップを実行していない。11番手にはペドロ・デ・ラ・ロサ(BMWザウバー)がつけている。

44周目には、バトン、バリチェロ、クビサ、スーティル、ブエミらに対してレース審議委員会が審査に入ったことが発表された。理由は、セーフティカー導入後のピットインラップで指示されたペース以上のラップタイムを残した可能性があるためだ。

50周目に、10番手を走行していたヒュルケンベルグがストップ。途中、マシンリアエンドから薄い白煙を上げるシーンがあったが、何らかのトラブルと思われる。ポイント獲得圏内を走行中のリタイアということで、マシンを降りたヒュルケンベルグはタイヤバリアに対して怒りをあらわにしていた。

53周目に可夢偉がピットイン! プライムタイヤからオプションタイヤに交換し、アロンソの後ろとなる9番手でコースに復帰した。これでバトンが3番手にポジションアップした。そのバトンは54周目に1分38秒766というファステストラップをたたき出している。


可夢偉はオプションタイヤを履いたことで速いペースを維持。すぐにアロンソとブエミに迫り、56周目にアロンソをオーバーテイク! これで8番手に浮上した可夢偉はファイナルラップでブエミに迫り、最終コーナーでオーバーテイクを決めた! これで7位となり、チェッカーを受けている。

レースでトップチェッカーを受けたのはベッテル。第3戦マレーシアGP以来となる、今シーズン2勝目を飾った。2位にハミルトン、3位にバトンとマクラーレン勢が続き、以下バリチェロ、クビサ、スーティル、可夢偉、ブエミ、アロンソ、デ・ラ・ロサとなった。

しかしセーフティカー導入中に指示されたラップタイムより速いタイムで走行した可能性がある数台のマシンが審議対象となっており、レーススチュワードから何らかのペナルティが科される可能性がある。

レースのファステストラップは54周目にバトンがたたき出した1分38秒766となっている。