1時間ほど前に今期F-1第7戦 トルコGPのフリー走行がチェッカー
RBR(レッドブルレーシング・ルノー)のS.ベッテルがトップタイムをマークして終了
やはり今期のRBR、すべての面での速さを魅せつけてます
あとは・・・マシンの信頼性が向上したら、鬼に金棒状態なのかと想像しています
以下ESPN F1 の公式HPより記事を拝借いたしました。
29日(土)日本時間17時から2010年F1世界選手権第7戦トルコGP土曜フリー走行がイスタンブール・パーク・サーキットで行われた。
初日に行われた2回のセッションは両方ともマクラーレンが制し、フリー走行1回目にルイス・ハミルトン、2回目にジェンソン・バトンがトップタイムを記録している。レッドブルは今季初めて公式セッションにFダクトを持ち込んだが、課題が見つかったためにトルコGPの残る日程では使用せず、カナダGPで再挑戦する意向だという。
土曜日のイスタンブール・パーク・サーキットでは朝に小雨がぱらついたものの、その後天候が回復し、ドライコンディションでセッションが始まった。ロータスのヘイキ・コバライネンを先頭に各車インストレーションラップに向かうも、そのコバライネンにいきなりのトラブルが発生する。ギアがスタックしたと見られるコバライネンはスロー走行でピットに帰還。さらにフォース・インディアのエイドリアン・スーティルもトラブルを抱えた様子で、何とか1周を走り切ってピットレーンに帰ってきたが、チームのピットまではたどり着けずにストップ。マシンはメカニックの手でガレージに戻された。
スタートから10分と経たないうちにメルセデスGPのミハエル・シューマッハとニコ・ロズベルグ、レッドブルのマーク・ウェバー以外の21台が一度はコースへ入った状態となるが、本格的なプログラムを開始するマシンはなく、しばらくサーキットは静けさに包まれていた。間もなくして、ヴァージン勢とHRTのカルン・チャンドックらが再びガレージを後にする。ヴァージンのルーカス・ディ・グラッシが最初のタイムを計測した直後、今度は一足遅れてコースに入っていたレッドブルのマーク・ウェバーに緊急事態発生。新しく積み替えたルノーエンジンとスロットルの連結に問題を抱えたウェバーは前日にコース上でスローダウンしたチャンドックと同様、イエローフラッグと共に低速状態でピットを目指す。開始20分を過ぎたところでウェバーがピットレーンにたどり着き、イエローフラッグが解除された。
その後すぐにメルセデスGPの2台も始動し、コース上ではウェバーのチームメイトであるセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマーク。ハミルトン、フェラーリのフェルナンド・アロンソ、シューマッハも1分27秒台を出してベッテルに続いた。
60分のセッションが折り返し地点を迎える頃、4つのエイペックスを持つ長い高速コーナーとして有名なターン8でハミルトンがコースオフを喫する。グラベルにつかまったハミルトンはそれでもエンジンを止めず、何とかコース復帰を果たした。しかし、タイヤには大きなダメージを負っており、リアタイヤがパンクした状態でゆっくりとピットを目指すハミルトンのためにここでもイエローフラッグが振られている。
ハミルトンのタイムはしばらく2番手にとどまっていたものの、残り15分が近づいたところでトラブルを解消してコースに戻っていたウェバーがハミルトンのタイムを上回り、レッドブルが1-2態勢を築いた。しかし終盤に入って走行を再開したハミルトンがレッドブル勢のタイムをわずかに塗り替えてトップに立つ。
スーティル以外の23台がコースに入って最後の作業に取り組む中、ベッテルがハミルトンの出したトップタイムを上回るペースで走行するも、コースオフを喫してタイム更新ならず。それでも、続く周回で1ラップをまとめあげたベッテルは最後の最後にこのセッションの最速タイムとなる1分27秒086をたたき出した。さらにロズベルグが2番手に飛び込み、ハミルトンのタイムは3番手となっている。
4番手にウェバーが入り、5番手はルノーのロバート・クビサ。6番手以降にはアロンソ、シューマッハ、バトン、フェラーリのフェリペ・マッサ、ルノーのヴィタリー・ペトロフが続いた。
ザウバーの小林可夢偉は14番手タイムを刻んでいる。インストレーションラップ中に問題を抱えたスーティルは以降一度もコースに出られず、ノータイムでセッションを終えた。
公式予選はこの後午後8時から行われます