ESPN F1 公式サイトより・・・


昨晩のF-1第六戦MonacoGP。ここ数年に無い、大失態だらけのレース。あれ、深夜の地上波放送で観ていた人には非常に寝つきの悪い、かつ、今朝の寝起きの悪いレースだったのではないでしょうか。


以下ニュース記事です。

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モナコGPのレーススチュワードはミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に対し、決勝結果への20秒加算ペナルティを与えることを発表した。これにより、シューマッハは12位に降格となる。

シューマッハは最終周、セーフティカーがピットレーンに戻った瞬間にアロンソをパス。メルセデスGPの強気な姿勢とは裏腹にレーススチュワードは、レースはセーフティカー導入の状態で終了したという判断を明かした。

スポーティングレギュレーションに今年から導入された新しい部分となる第40条13項では、「レースがセーフティカー導入の状態で終了した場合、セーフティカーは最終周にピットレーンに入るが、マシンの隊列はオーバーテイクすることなくチェッカーフラッグを受けることになる」と記されている。

レース終了直後のシューマッハとロス・ブラウンは、ペナルティが与えられることはないと自信を持って発言していた。

ブラウンは『BBC』に対し、「レースが終わる前の時点で、セーフティカーが導入されるということを聞いたのだ。レースがセーフティカー導入の状態で終了するという通達はなかった」と説明。

シューマッハ自身も、自らは何も間違ったことは行っていないと主張し、こうコメントしていた。

「"トラッククリア"や"セーフティカーが入る"というメッセージは全員に与えられていたが、これはレースが再開されることを意味しているものだよ。(クラッシュした)マシンは撤去されたのだから。僕はチャンスを用いただけだ」

それでも、予想されていたように、アロンソはシューマッハの考えに賛成していなかった。

「レースはすごくよかったし、終盤に入ってもいいフィーリングだった」とスペインの報道陣に語ったアロンソは、「チームからは、オーバーテイクはできないと言われていたんだ。だからミハエルを見たときは・・・。彼はペナルティを受けるだろうから、とにかく僕らの勝ちってこと」ともコメントした。

今回のレースでは、レーススチュワードの1人としてデイモン・ヒルが加わっていたが、現役時代にシューマッハと戦っていた時には何度も口論を重ねたことで有名だ。それでもシューマッハは、その事実が問題になる可能性を問われたときに笑顔を浮かべてこう語っていた。

「興味深くなるね。彼はいいヤツだし、状況を理解してくれるだろう。それに、チームごとに異なった意見を持つのは普通のことだけど、様子を見てみようじゃないか。もしかしたら、僕らが気づいてないだけかもしれないけど」

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都合4回もセーフティーカーが出てしまった今回のGP。振興チームと新人ドライバーにも辛く苦い思い出となるレースになったのではないかと思います。


次戦は2週間後のトルコ イスタンブール。

レッドブルレーシングの快進撃が続くのか、フェラーリやマクラーレンの逆襲が始まるのか・・・シーズン中盤に向けてどんな展開が待っているでしょう???♪