私が輸入車生活を始めたのが2001年7月。そう・・・21世紀に突入した初年のことです。

当時は既に”E46”型3シリーズが認定中古車で出始めた頃合でしたが、私は敢えてその前の型、”E36”型の3シリーズセダンを購入しておりました。


そういったことで、輸入車生活、今年で10年目を迎えることになりました。


rockcastle~日々の戯言-歴代3シリーズ


で前述の話・・・


何故敢えて前の型を指定して購入したかという事・・・。



欧州では一般的に『最新の○○○が最良の○○○』・・・といった概念があります。

確かに、環境問題にはとりわけシビアな欧州ですので、生産工程や使う材料,はたまた温室効果ガス排出量抑制といった、環境に対する”ライフサイクルアセスメント”が徹底しています。

更に工作機械の精度も、時代が進むに従い高度化していますから『最新の○○○が最良の○○○』というコンセプトに落ち着くことになります。



安全面、環境面そして技術面では確かにそれは実感します


旧車乗りですけれど、新型が発表されれば”どんな乗り味なんだろう?”と思い、最新のクルマの試乗に出かけたりしますので。


ただ・・・自分としては単に移動手段としてだけにクルマというものを観ているわけでなく、何か楽しみを感じ取りたいと思う人。そしてもっと知りたいのが・・・そのクルマが産まれた、メーカーとしてのバックボーンを知りたかったから。


だから敢えて、当時としては先代の型を購入する事にしていました。



今の時代・・・何が気に入らないかと申しますと、そういったバックボーンを知らない世代が、最新型ということだけで”これいいよね~。やっぱ○○○はいいよね~ラブラブなんてバカな話を平気ですることが腹立たしい毎日なんです。


ただ単にカッコ付けれて目立ちたいだけの人種が何を言わんか!?って感じ・・・非常にばかばかしくもあり、可哀想な哀れな人たちだなと想います。


そういった人種って、カッコが全てですからやたらとお金ばかり継ぎ込んで見栄えばかりデコレートしているんですよね~。


クルマが可哀想です!!


まぁ・・・お金が回ることで経済の活性化が行われているのは喜ばしいですが・・・ホンマ愚かな人種の集まりです。


モノの本質を知るという事・・・それはお金では決して分かるものではない、自分の感性のところ。

それが出来ずにお金に頼ってデコレート、そして自分の本来持ち合わせている感性を自己否定・・・最新○○○の所有者って、異状ですね・・・むっ