突然始まる!
アイバースデー企画!!
スターート!!
【不穏】
「うわっ!」
その日、楽屋のドアを開けようと手を伸ばしたら突然触れてもいないその扉がガチャっと勢いよくこちらに向けて開いてきて、俺は思わず仰け反った。
「あ、わりぃ、相葉くん。」
「だ、大丈夫。
びっくりしたー、突然開くからさぁ…。」
中から出てきた翔ちゃんの表情はなぜか強ばっていて。
「どうしたの?」
「いや、タバコ吸ってくるわ。
外の空気も吸いたいしね。」
そんなやり取りを軽くしただけで、翔ちゃんはそのまま廊下を進んで行ってしまった。
変なの…?
「あ…。」
中に入ると翔ちゃんの様子がおかしかった原因がわかった。
「あ、相葉くん早いね。おはよう…。」
俺が入ってきたことを悟って、松潤が伏せていた顔を上げた。
にこっと微笑む顔は相変わらず可愛らしいんだけど…。
「どうしたの?」
俺は翔ちゃんと同じように問いかけた。
「な、にが?」
何も無いよってフリをする松潤の瞳をじっと見つめる。
言葉では誤魔化そうとしてもその目は嘘をつけない。
水分たっぷりの潤んだ瞳。
少し赤くなっていて、まつ毛にはうっすら涙が滲んでるようにしっとりとしていた。
泣いてた…?
「ううん、なんでもない。」
「変な相葉くん。」
無理に笑うからそれ以上は聞けなかった。
なんで泣かすんだよ…。
ふとそんな想いが掠める。
いつもそうだ。
翔ちゃんは松潤に愛されてるのをいいことに松潤に強く当たる。
その大半の原因は嫉妬なんだろうけど…。
でもさ、松潤は物じゃないんだよ。
松潤も翔ちゃんに言いたいこと言ってもいいんだよ。
それもできずにただ泣いてるなんてさ…。
不安定な二人の関係。
そんなの恋人って言えるのかな…?
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
通称アイバ。
(‘◇‘)…まんまだね。
全7話。
すべて相葉くん目線で、
お誕生日に完結します。
さてさて、今回は…(・∀・)ニヤニヤ
