ピコンっ


『翔くん、お疲れ様。
翔くんちで待ってるね。』


潤からのメール。



「ふふっ、待ってんだ。」


たまにくる『翔くんちで待ってる』メール。

堪らなくニヤけてしまう。


もう少しで仕事も終わり。
そうすれば潤に会える。

恋人の潤に。




ピコンっ

ん?また?

『翔ちゃん、おつかれ!
そういえば今日だね、マナブの放送日。
潤ちゃんにちゃんとフォローしときなよ!
泣かしたら激おこだよー!』


え?
あ…忘れてた…。


アイツのことだ。
俺の、メンバーの出演番組は必ず見ている。

しかも相葉くんの番組へのゲスト。
見ないはずがない。



嵐が大好きな潤。
メンバーが大好きな潤。

それはよくわかる。
それ以上に俺に対する愛情も人一倍。

当たり前だ。
そうじゃなきゃ困る。
恋人なのだから。



なのに巷で囁かれる不仲説。
その方が都合がいいとも思う。
あの噂のおかげで誰も俺と潤が愛し合っているとは夢にも思わないだろう。
一部のマニアを除いては…。


ただ都合の悪いことに俺と相葉くんの仲の良さによからぬ噂も立っている。
テレビ誌にもラブラブとか書かれてしまう始末。


相葉くんは誰とでも距離間は近いし、なんなら潤とだってベッタリじゃん。

俺だけじゃないじゃんか…。


でもなんでだ。
こんなにも胸の奥がザワザワする。

不仲と思われている自分と仲良しラブラブと言われている相葉くん。


アイツが気にしないはずかないんだ。



ケータイをタップして、『潤』を…

「櫻井さん、お願いしまーす。」

「え、あ、はい。今行きます。」

結局、そのまま放送時間は過ぎていってしまった。





早く早く、潤の所へ…

あれから潤へのメールも既読にならない、電話も繋がらない。


見たよな…O.A…


どうした?何があった?



ドアの前に立って、鍵を出す手が震える。

ねぇ、いる?いるよね?

「た、ただいまっ…、潤!いるっ!?」


玄関でバタバタと靴を脱ぎ散らかして入ると…

「おかえりぃー。」

なんて拍子抜けちゃうくらいのトーンで返されて時が止まった。


「潤…居てくれたの!?
なんで、お前電話出ないの?」

「ごめん、マナーモードのままで気づかなかったみたい。」

「そうなの?」

「う、ん…。」

「じゃあ、潤…おいで…」

「翔くん、疲れたでしょ?
先にお風呂どうぞ。」

手を伸ばすとふっとかわされた気がした。
気のせい?

いつも以上に気を利かせてくる。
お風呂もご飯もいつも通り完璧で。


俺の勘違い?
気にしすぎた?
潤だっていい大人だし、その位は割り切っているのかな?なんて。

ただ潤にまだ触れてないことが気になる。
それだけ…。





晩酌を始めて一時間か…
ん?一時間!?
そういえば、潤が風呂に行ってから長すぎないか!?

風呂からはザーザーとシャワーの流れる音。
それと、潤の…声。
押し殺したようなすすり泣く声。


「潤!潤っ!!」

ドンドンと浴室のドアを叩く。

「なあに?翔くん、どうした…」

「いいから、開けろ!!」

強い口調で言い放つと、一瞬の間があってドアがカチャと開いた。


「潤!!」

中には出しっぱなしのシャワーともくもくの湯気と赤い目の潤。

「お前…、」

「ごめん、すぐに出たかったんだけど。
なんか止まらなくなっちゃって…。」

シャワーの水滴なのか、潤の涙なのか変わらないくらいに雫がいくつも伝っていて。

儚かった。

白いこの空間に紛れていなくなってしまうと錯覚しそうになった。

その腕をとって、真っ白い身体ごと抱きしめる。



「もしかして、いや、お前見たよな。マナブ。」

静かにコクンと頷いたのがわかった。

「ごめんな、ちゃんと言っておけばよかったな。」

「ううん、僕が悪い。
僕がしょおくんのこと、好きすぎるから…。」


顔を上げた。
涙に濡れた潤の瞳に俺が写って、その赤い唇が誘うように微かに開いて…

俺を呑み込んでいく。


「んんっ…、」

「ん、ふっ…、しょおくんと、キスできるのは僕だけ、でしょ?」

そんな妖しげな顔で言うのか。

「そんなん当たり前だ。
なぁ、ベッドいこ…。」

「ん…。」

シャワーでびしょ濡れの俺とハダカの潤。

その場で服を脱ぎさり、何度もキスを交わし、縺れ合いながらベッドに身を沈めていく。


深いキスをすると同時に潤の中へ…

あぁ、あったかい…。
潤の香りと潤の心。

思いのままに深く自身を埋め込んでいき、激しく揺さぶる。


「は、あっ…、しょ、あぁん!
ね、僕のこと、すき?」

好きなんて言葉じゃ、埋められないよ。

「じゅ、ん…愛してる…。」

耳元で囁けば、
その瞬間、潤の中がきゅうっと締まって持っていかれそうになる。

「あ、あぁ…っん、やぁっ、」

「うっ、もぉ、イきそ…」

「しょおくん、イッて、僕の中で…
僕もっ…、あぁっ!」

「あっ、イクッ!」

派手にイッた潤と中出ししてしまった俺。



「はぁ…やっちゃったね。」

「やっちまったな。」

「ねぇ、しょおくん…。
ホントはね、相葉くんから連絡もらってたの。」

「えっ?なんて?」

「翔ちゃん、番組盛り上げようとして一緒にはしゃいでくれたよって。
拗ねたフリして甘えちゃいなよって。
でも、やっぱり違うってわかってても、妬いちゃった。
拗ねちゃってごめんなさい。」

上目遣いでしゅんとする。

あー、なんてコイツはかわいいやつなんだ!


「心配することなんてなんもないよ。
お前も大好きな相葉くんだろ。」

「うん、大好き、まあくん!
あ、ねぇねぇ、今度お泊まりにおいでってさ。
大切なメンバーだから行ってくるね!」

「お、おい…、泊まるって?
え?なぁ、まあくんて?」

潤は悪戯っぽくクスッと笑う。


これって俺にヤキモチ妬けって?


もうそんなのとっくに妬いてるよ。
お前に関わる周りの奴らに、ずっと。



俺の潤に触るんじゃねぇよ。




☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..



マナブ、まだ見てないから内容には触れず(笑)
しかも15分遅れで録画。

すっかり忘れてた…。←見る気あんのか?


て、いうことで…

結局イチャイチャ翔潤と嫉妬ライになりました♡