潤side
俺がまだ翔くんよりも小さかった頃の話…。
しょおくんの誕生日に僕は告白をした。
返事は…
NOだった。
そんなのわかってた。
しかもせっかくのしょおくんの誕生日を、僕のせいでぶち壊してしまったんだ。
自分の誕生日なら記念に告白!ってなりそうなものを、わざわざしょおくんの誕生日にだなんて。
嫌な思い出にしかならない…。
最悪な誕生日にしてしまった。
「しょおくん、好きです…。
ずっと、ずっと、好きで…」
「はっ?ちょっと待て。
好きって何?俺、男だよ。」
「わかってる!
でも、好きなの。」
「あー、俺…そういう趣味ねぇから…。」
簡単に、あっさりと振られて…
涙も出なかった。
きっとこうなるだろうってわかってたから。
【翔くん、お誕生日おめでとう✨✨✨】
あれから数年。
今日は翔くんの誕生日。
今年も0:00にメールを送る。
あの日から変わらずお誕生日メールだけは一番に。
それぐらいはいいよね。
よし、送信!
じゃ、寝ようかな。
「しょおくん、おやすみ。」
大きな独り言を呟いて。
ピロン
ん?メール?
【お前、いまどこ?】
しょおくん?
【家だけど。】
【今から行く。】
な、なんで?
来るってどういうこと?
俺、パジャマだし!
翔くんはどこにいたのか。
数分で来てしまったから、結局俺はメガネとパジャマのまま。
「なんだその格好は?」
「だって翔くん、急に来るから。
待ってて、今お茶を…」
キッチンに向かおうとすると腕を掴まれた。
「え、なに?」
「潤、あのさ…。
俺、お前が好きなんだけど…。」
「え?はっ?」
「だから、お前が好きなんだけど。」
「翔くん、酔ってる?」
「酔ってねぇ、呑んでもない。」
「じゃあ、なんで?
なんで急にそんなこと…」
「急じゃない!!」
翔くんが俺の言葉を遮る。
でも、やっぱり唐突すぎて…
翔くんの真意がわからない。
「好きって、その好き?」
「どの好きだよ。好きは好きだろ。」
「好きもさ、色々とさ、
仲間でとかさ、グループでとかさ、友達でとかさ、その……。」
「あー、もう!
ごちゃごちゃうるせーな!!」
「わっ!んん…っ!」
翔くんに思いっきり引き寄せられて…
もうその瞬間にはキスされていた。
「こういう好きだよ!」
自分から強引にキスしたくせに、翔くんは恥ずかしそうに顔を逸らした。
急に来て、好きだと言って、キスをして。
どんだけ勝手なの?
どっかの帝王か!ってツッコミたいよ。
だって初めてのキスは…
痛かった。
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
ぬるっと短編。
ノノ`∀´ルあれ?こないだから始まった話はバースデー企画じゃなかったっけ?
だって終わらなそうだし、みんながハピバしてるから…( *¯ ³¯*)σ イヂイヂ
て、ことで!
前後編、一気にどうぞー!!