翔side



俺としたことが…まずったな…。

昨日からくしゃみが止まらないと思ったんだ。
そしたら次の日には朝から見事に熱出てるし。

きっと潤は自分が移してしまったと落ち込んでいるだろう。
何度もそう言う潤を無視して、色々しちゃったのは俺自身だし。
そこはどうでもいい。

やってしまったのはまた風呂で自分自身を慰めていたこと。
あの時の潤は熱のせいか、いつもよりもエロくて、それを思い出しては反応する俺の俺。

このクソ寒いのに水のシャワーを全身に浴びて、反応する自分自身を沈めていた。

多分それが原因かと…。

言えねぇ…。
そんな事誰にも。



「翔、具合はどうなの?
あんたが熱出すなんて珍しい。」

「あぁ、大丈夫だよ。このくらい。
仕事だろ?いいよ、寝てるから。」

「お昼は適当に冷蔵庫に入れてあるから、食欲あるなら温めて食べなさい。
あと薬も飲んでおくのよ。」

「わかった。行かないと遅れるよ。」

誰もいなくなった家はやたらと静かで、少しの気だるさと薬のせいか、そのうちに深く眠りについていた。






………ポーン。
ピンポーン、ピンポーン。

ん…?誰か来た?
身体を起こすとよく寝たせいか朝よりはいい。

何度も繰り返しなるインターホン。

応答画面に写る潤の姿。


あれ、今何時?
14時を少し回ったくらい。
学校が終わるには早すぎる。

急いで玄関を開ける。

「ど、どうした?
なんかあったのか?」

状況が掴めない。
潤は小さな鍋を持参して…。

「しょおくん、大丈夫?
心配で来ちゃった♡」


語尾にハートマークがついてるように聞こえたんだけど…。