翔side


まさか部活の時間が変わるなんて。
せっかく潤と二人で相葉くんちに行こうと思ったのに、部活が終わって向かうとすっかり5時を過ぎてしまった。



あと4人で相談して買った相葉くんの誕生日プレゼント。
運動が好きな相葉くんにはスポーツタオルを買った。
同じ運動部だからわかる。
きっと喜んでもらえるはずだ。

爽やかなミントグリーンのタオル。
潤が絶対相葉くんに似合うからって一目惚れしたらしい。
ニノも智くんも、もちろん俺も潤が選んだなら間違いないと思い、潤に用意してもらった。


「クリスマスパーティーは初めてで楽しみだけど、24日は相葉くんの誕生日だから、ちゃんとお祝いしてあげたいんだ。」

天使ってホントにいるんだ。
潤の優しさにキュンとした。



去年はただバカ騒ぎして、枕投げして、ちょっとエッチな話したり…修学旅行かっていう、ただ泊まりに行っただけの集まりだったことを深く反省した。

すまん、去年の相葉くん。




サプライズだよって言ってたけど、潤はうまく隠せてるかな。
嘘がヘタだからな。
ニノと智くんがいるから大丈夫か。




ダッシュで相葉くんち向かって、離れの自宅のインターホンを押す。
二階の部屋はすでに明かりがついているから、もう揃ってるな。

ん?応答がない…。

もう一回押す。

やっぱ、でない。寒いんだけど…。


玄関は開いてたから、下から呼んでみようか。

「おーい!入るよー!」

「あ、翔ちゃーん!
いらっしゃーい!鍵閉めて上がっといでー!」


なんかギャーギャー盛り上がってるな。
インターホン、聞こえないはずだ。

階段を上って、部屋のドアを開ける。

そこに立っていたのは…女の子?

ミニスカート姿で後ろを向いている。
なんで?誰が呼んだの?
今日は5人のはずだよね?


あれ?潤は?
潤がいない。

まさか…………。