次の日。昼休み





お昼が終わってすぐに翔さんと智を呼んだ。
相葉さんはややこしくなるからまた後で話すとして…。

潤くんを教室に一人にしておけないから、智に頼んで美術室に行っててもらう。





「好きだな。ここに呼び出すの。」

なに、余裕なこと言ってんだ。
このイケメンが!

「好きで呼んでるんじゃないですよ。
どうしてくれるんですか。
潤くん、あんなんじゃまた襲われますよ!」

「え!?あ、あぁ…すまん。
まさか、あんなふわふわになっちまうとは。
ちょっと、刺激が強かったみたいで…。」


刺激!?

「な!まさか!
なんも知らない潤くんに…!
いやー!ケダモノ!!」

「おい、待て。誤解だ!
泊まって一緒に寝たけど、最後までヤッてない!
キスだけだ!」


と、泊まった?
一緒に寝た!?
そこまで聞いてない!



「と、とにかく。
だいぶ元に戻ってはきてるけど、あんなピンクオーラ、ダダ漏れじゃ学校でも危ないですからね。
イチャイチャは、休みの日にお願いしますよ。」

「すまん。ニノ。
学校じゃ、いつも近くにいられないから。
ニノがかばってくれて助かった。
ホントありがとな。」

ポンと肩に手を置いて笑う翔さんは無駄に爽やかだ。


「別に。潤くんのためですし。
親友だし。」





昼休みが終わるから、潤くんを迎えに美術室に向かう。


オレと見ると「カズーっ!」と呼んでにこっと笑う。

やっぱ、かわいいな。




隣にいる翔さんを見つけると、途端に頬を染めて「しょおくん…」って甘い声で呼ぶ。

やっぱ、かなわないか…。





うん。
潤くんが幸せならいいんだ。
かわいい笑顔が見れれば。

そう自分に言い聞かせる。
こうして君への気持ちを小さく…できるかな。



寄り添う二人を見てると幸せそうだ。
でも、始まったばかりの二人はどこか不安定にも見える。



「あー!なんでみんな俺のこと、置いてくんだよー!」

「まあまあ、相葉ちゃん。」

「あ、相葉くん…ごめんねぇ。」

「ちょ、潤ちゃん!
なんか今日すげーかわいー!!」


ガバッ!!!

「相葉くん…!離れろって!
潤!こっち来い!」


翔さんが潤くんを抱きとめる。
みるみる潤くんの顔が赤くなり、収まりつつあったふわふわオーラが…。


「くふふ。潤ちゃん、かわいー!」
「んふ。潤、かわえぇな。」


あらま、智と相葉さんが同時にロックオンだ。



まったく。
世話が焼ける…。

やっぱりオレが…
いや、オレも君を守らないといけないみたいだ。
















君に出会ったから    番外編    次の日
カズの苦悩

END