こんにちはにっこり

普段は猫様の刺繍ばっかりやっているえざきです。


読書習慣がついて、たくさん本を読んでいるので

備忘録読書感想文を書いていこうと思いますニコニコ


ネタバレ要素はなるべく含まないようにしたいと思っているので、内容を詳しく知りたい方には向きません真顔

ご理解くださいませ。




今回は絵本です。

絵本は子供が産まれてから色々読んでいます。

こちらは私がお世話になっている

雑貨店おやつ」店主さんのご紹介にあり、興味を持ちました。


雑貨店おやつは京都阪急桂駅側にあるお店です。

雑貨店ですが絵本の取り扱いが多くあり、絵本に関するイベントも開催していますにっこり


お店の雰囲気も絵本好きさんに合いそうなお店ですので、お近くに来られた際には ぜひ行ってみてください♬



​大人こそ読みたい絵本



雑貨店おやつさんの紹介には「大人に読んでもらいたい本」とありました。
確かに、子どもでもが変わっていく様を面白く読めると思います。
しかし、大人が読むと別の側面が見えてきて人間起こしている問題について考えさせられる絵本かと思います。

普通に生活していれば、人間は自分の暮らしが中心で、は人里に下りてくれば害獣扱いですが
(その他動物)からすれば人間こそ害獣なのかも知れません。

お子様と一緒に読んで、環境問題について話してみるのも良いかと思います。


概要

海外の翻訳絵本。

人間の都合で生活の場を奪われたのお話。
森で冬眠をしていた
暖かくなり、目覚めると そこに今までの森は無くなっていた。


感じたこと

今まで書いてきたように、環境破壊問題を取り上げている内容です。
しかし、それだけでなく、個人の人格を尊重せずに自己肯定感を下げるような言動についても書かれていると思います。

タイトルから考えると、作者はこちらの内容の方がテーマとして書いているのかも知れません。

問題点がすごく端的で分かりやすく伝わってきます。

自己肯定感が低い人なら “あるある” な内容なので、に とても共感が出来るのではないかと思います。


◾️理解が出来るのは大人、子どもには難しい。
の受けた事を理解が出来るのは、その道を通り過ぎてきた大人だからだと思います。
そういう点で、やはりこの絵本は大人に読んで欲しい本 と受け止められると思います。

ただ、子どもは感覚的に「こういうことはが可哀想になるからしてはいけないこと」ということは分かると思うので、親子で話し合いながら読むのが良いのかと思います。


難しくても子どもにも読んで欲しい

一見、「子どもには分からなさそうだ」「まだ早そうだ」と避けてしまいそうな内容です。

この物語の中で「ぞんざいに扱われていること」をは受け入れてしまっています。
最初は抗おうとしていたものの、周りの大勢の人間からが “悪者” のように扱われ、受け入れてしまいました。

これは、いじめの構図に似ていると思いませんか?

自己肯定感が低い人ほど、周りから不当に「お前が悪い」と言われ続けると「そうか、自分が悪いのか」と受け入れてしまいがちです。
そして、そのことに本人が気づいていないということもよくあります。

この物語を知っておけば、将来的に子どもが不当な扱いを受けた時に、「自分はその程度の人間なのだ」と思い込まず、『不当な扱いを受けている』と認識出来るのではないかと期待されます。

そういった理由で、子どもにも読んで欲しいと思います。