こんにちは
普段は猫様の刺繍ばっかりやっているえざきです。
読書習慣がついて、たくさん本を読んでいるので
備忘録読書感想文を書いていこうと思います![]()
ネタバレ要素はなるべく含まないようにしたいと思っているので、内容を詳しく知りたい方には向きません![]()
ご理解くださいませ。
今回は 吉野源三郎先生著『 君たちはどう生きるか 』
概要
15歳のコペル君(本名は本田潤一)。
大人と子供の間の年頃にいる彼は、日常から色々なことを感じていた。
人間はひとつの分子のようなものに過ぎず、それぞれが集まって社会が回っている ということだとか。
でも、ひとつの分子ではあるが、大切な友人との関係に、深く悩まされたり だとか。
コペル君の叔父さんは、そんなコペル君の話を聞いては諭していた。
叔父さんは、今ここで気付けたことがコペル君にとって財産になる と、ノートに記していった。
この本は、コペル君のことが書かれている説明と
叔父さんからのコメントとで構成されている。
そして最後はこう締めくくられている。
「君たちはどう生きるか」
読んだきっかけ
夫がジブリ好きなので宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」に興味を持っていて、
そのタイトルを借りたという、この本をレンタルしてきたので なんとなく読んでみた という始まりでした。
私はタイトルを借りただけ
という事を知らなかったので、
そもそもこれ、原作じゃないのか…
というのが読み始めの感想です。
私は児童書の宮崎駿監督版「君たちはどう生きるか」を先に読んでいたので、
正直言って理解が追いつかず、あまり期待をしていませんでした。
親力の力
宮崎駿監督版とは全く違う軽快な雰囲気で、なるほど、これはコペル君に焦点を当てて、コペル君はこう生きた を描いているのか と読み進むうちにそう思うようになりした。
この物語の良いところは、コペル君にはコペル君に親身になって興味を持っている大人がそばにいたというところでしょうか。
1人の主人公が右往左往して思考に立ち向かうのではなく、
コペル君は叔父さんに考えを話し、悩みを話し、気づきを話し
叔父さんはコペル君の話を聞き、教え諭し、尊重しながらも背中を押す。
人生は独りで進んでいくのではなく、叔父さんのような人がいたからこそコペル君が自分にとって良い選択が出来たと分かる内容です。
「君たちはどう生きるか」
この本を読んだ事で、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」の謎が解けたように思います。
宮崎駿監督版は、どうやら自身の生い立ちを投影している部分があるらしいのです。
その事を踏まえると、先述した「コペル君は こう生きた。さて、君たちはどう生きるか?」という吉野先生の問いかけに宮崎駿監督が応えた という形なのではないかと感じられました。
労働基準法などない、激動の時代の中を生きながらえ、人生の大半をアニメーション作成の仕事に費やしてきた結果を アート作品として表現し、宮崎駿監督の集大成を描いた上でまた、次の世代に問いかける。
「私はこう生きたが、君たちはどう生きるか?」
自分ならどう生きた と、どうやって表現出来る人生にしたいですか?
ジブリに関連した備忘録
