仕事の最終日、

トップスタイリストと今後について話した。

内容は、

これからの彼女のヴィジョンと、コロコロと変わるオーナーにどう対応するのが、私にとってベターか。

気が強い同僚パリジェンヌ、
最初は腹もたったが、人間らしく、姉御肌。
少し前、私から彼女に感謝を伝えた際、オーナーとの事の顛末を聞いてもらい、
トップスタイリストと、私の事を一緒に考えてくれたらしい。

仕事の出来るフランス人美容師2人が、私の事を想い、
また、私がサロンに戻る道筋を考えくれただけでも、有難すぎる。

彼女とトップスタイリストからのアドバイスは、一貫して、コレ。

ここはフランス、紙にしろ…と。

改めて、自分のいる国が、パピエ(契約書)の国フランスなんだ、と実感。

3月から戻る口約束についても、
Une promesse d'embauche という、約束書を交わしなさい…と。

なるほど…と、フランス人夫でさえも納得のアドバイス。

おいおいおい、あんたさん(夫)、フランスで働いとるやろ?と、今までの私なら、夫を役立たず呼ばわりし、激昂していたが、
労働組合もあるような企業で働く主人に、この人間味(?)が溢れる個人商店のドタバタ感はわからなくても仕方ない…と、思える自分の成長に感動。

一応、オーナーに会いにいくつもりではいるが、
でも何より、

私は私のリズムを崩さずに行くべき。

応援してくれる家族、お客様、美容師達、自分を信じて今年も前に進む。