前回は松本さんの性に対する考え方を私なりに考察してみました。

今回はNさんの暴力に対する考え方について語ります。

ちょっと前のブログ記事でも詳しく書きましたが、Nさんは暴力に肯定的な考えが強い人だと思います。

ラジオで、

「自分が正しいと思えれば暴力を使ってもいい」

という趣旨の発言をしたり、

「ケンカの弱いヤツは強いヤツに偉そうに言ってはいけない」

みたいな発言も聞いた事があります。

「男としての強さとは、ずばりケンカの強さだ」

という発言も雑誌か何かで見ました。
(その時がっかりしたのを覚えています。)

そして実際、暴力で過去に何度か問題を起こしています。

彼の映画やドラマ作品は暴力をカッコよく、もしくは男として当然のあるべき姿であるかのように描いています。
(そう言いながら私も若い頃に夢中で見てましたが…)

Nさんは松本さんより、はるかに古い人間だと言えると思います。

彼も松本さんと同じで、彼の同世代と比べても古い価値観の「生きるのが窮屈な」人間じゃないでしょうか。

彼の暴力に対する考え方って、言わば戦時中とかの軍国主義の時代に近い気がするんですよね。

少し遡り過ぎですかね?

でも、Nさんの作品にも戦時中や軍国主義に親しみを感じてるようなものがあります。

兵隊は殴って教育する、殴れば殴るほど強くなる、
往復ビンタは挨拶みたいなもの。

戦時中ってそんな風潮だったと聞きます。

戦後、徐々に薄れていきながらも、それでも結構長くその雰囲気は続いたんだと思います。

私も小学生の時、先生(女性!)にビンタをされた生徒がいたのですが、

「殴ってくれてありがとうございますって、言わなきゃダメでしょ!」

って言われてました!

もう戦後何十年も経ってるんですよ。

さすがに今はもう、暴力は絶対ダメというのが浸透してますよね?

そこでNさんの話です。

彼は今でも(恐らく)その価値観を捨きれてないんだと思うんです。

実は彼の比較的最近の動画(対談)を見ました。

暴力の事を「肉体言語」という言葉に置き換えて、肯定してるようでした。

実は以前にも、「オレのは暴力じゃない。肉体言語だ!」と言ってました。

しかしこれは、あまりにも自分勝手な、というか正直幼稚なほどの屁理屈にしか思えません。

彼の暴力はADや女性といった弱者に向かう事が多いからです。

彼は自分より強いヤツには暴力は使わないんじゃないでしょうか?

その証拠に自分で「弱いヤツは強いヤツに逆らうな」と言ってますから。

だからこその肉体改造と空手なんでしょうね。

私も彼の歌のファンとして、あまり悪く言いたくありませんが・・

でも、さすがにこれはハッキリ言わないとダメかなと思います。


もう一つ。

Nさんの性に対する考え方は松本さんよりヤバイかもしれません。

彼はどうやら「性欲」の事を「愛」と同一視してるふしがあります。

それが一発でわかるのは彼のある歌の歌詞です。

ちょっとボヤかして書きますが、

「Ⅰ lov* yo*」

という作品です。

彼の名前とこの尾崎豊の歌のようなタイトルで検索してみてください。

歌詞が出てきます。

読んでみてください。

よくわかると思います。

さすがに彼も「愛と性欲は同じだと思いますか?」と訊かれれば、「いや、違うと思う」と答えるでしょう。おそらく。

暴力を肉体言語だと言い換えたように。

しかし心の底に流れる、どうしようもない本音の部分で同一視する事から逃れられないのではないでしょうか。

それが歌詞に表れてしまうんです。


ファンの方、悪く書いて申し訳ありません。

私もかつて、彼の作品に夢中になった一人として苦しいです。

でも、こういう価値観って10代か20代前半にでも捨てなきゃいけないものだと思うんです。

なので私も(名前はイニシャルにしましたが)、ハッキリ書かせていただきました。

ちなみにNさん、例の元女優の告発動画の件で結構ネットは炎上してます。

ファンが彼のSNSに殺到し、「本当の事を言って!」「ウソだと言って」みたいな書き込みがされてるようです。

これは私の予想ですが、彼は何も言わないんじゃないでしょうか。

理由は、

・松本さんのようにテレビのレギュラーがないので、このまま今まで通り身を潜めていられる。テレビに出て悪目立ちしなくてすむ。レギュラーを降りるとか考えなくていいから。

・まだ今のところ週刊誌も報道してないから。当然テレビも報道しないから。

しかし今以上にネットが猛烈に炎上したらどうかな~

まあでも被害者は元女優で今は一般人の人が動画で言ってるだけだし、名前もイニシャルだし(一瞬だけXで実名書いて、すぐ消したらしい)、テレビでは扱わないだろうなぁ。

今後週刊誌が彼女を取材すれば、また違うのかな。