アメリカのアリゾナ州メインの「グランドサークル」から、

カリフォルニア州を中心に、最後はヨセミテ国立公園でトレイルしたロードトリップの最後の夜がとうとうやって来てしまいました。

 

 

*  *  *

 

 

楽しみにしていたおゆうはん

 

今夜はラスベガスの「Harrah's」ホテルに1泊して、

明日の朝便で日本に帰国するので早朝にホテルをチェックアウトしなければならず、

たぶんアメリカ本土で食べられる最後の食事になります。

 

ディナーに行きましょう。

 

 

レストランはホテルから近く、歩いていきます。

 

ほえぇ‥すごいね‥(;゚Д゚)

 

 

 

 

ネオンや電飾がぎらぎらで

楽器演奏している人が道端にいたり

マジック・ショーしてる人が道端にいたり

乳輪に★シールを貼っただけで下はあみあみのガードルだけのお姉さんが立ってたり

(↑写真を一緒に撮ると料金発生する系

いろいろなお店から大音量で音楽鳴ってたり

 

 

これがラスベガスかぁ‥

 

って改めて実感します。

 

 

 

道路を渡って、すぐのシーザースパレスの方へ向かいます。

 

 

 

要人の車列?

 

と思いきや、たぶんリムジンタクシーのようです。

 

シーザースパレスのザ・コロシアムを挟んで隣の

The Forum Shops at Caesars
(ザ・フォーラム・ショップス・アット・シーザーズ)

 

にはレストランやショップが集まる複合施設ですが、その一角にあるレストランが本日のディナーで予約していた場所です。

 

 

Joe's Seafood, Prime Steak
 & Stone Crab

着きました

 

 

 

Joe's Seafood, Prime Steak & Stone Crab

 

日本で旅の計画を立てているとき、

Googlemapでラスベガスの地図を色々と見ていたら、

たまたま

 

 

 

え!?ラスベガスにもあるの!?

 

というのを発見してしまいました。

 

Stone Crab(ストーンクラブ)というのは、北大西洋・メキシコ湾やフロリダの方でしか獲れない品種のカニで、過去に飼い主もカリブ海のダイビングの旅でカンクンに行った時に、現地の人のおすすめでそのストーンクラブを初めて知って、食べたことがあります。

 

 

「Joe's」のお店も本場のフロリダの方にあるのは知っていましたが、ラスベガスにもストーンクラブがいただけるお店ができたなんて!

 

また、あの「かに」を味わってみたいな!

 

ということで予約をしていました。

 

 

 

それでは入ってみましょう

 

 

 

モールを入ってすぐ左側が「Joe's」

 

 

 

食べたいものは決まっています

給仕さんにテーブルを案内していただいています‥

 

「Joe's」の給仕さんは、ほぼ男性。1人だけ女性もいたかも。

しかも、この道何十年のベテランの給仕をしてきただろうな、な年配の男性ばかりで、こういうレストランだからこそ落ち着いていてそれだけでなんだか安心してしまいます。

 

 

 

こちらのお席へどうぞ‥

 

ありがとう。

 

 

 

 

食べたいものは既に決まっています。

 

かに

 

です。

 

あとは、飲み物とかどうしようかな。

なんか、その土地のクラフトビールみたいなのがいいよね。

 

それと、今日は日が落ちて少し肌寒くなってきたから、

温かいクラムチャウダーみたいなの、都合よくあったりしないかな‥?

 

 

 

あったよ‥

 

マンハッタン クラムチャウダー

 

え‥しかも1人分のカップで$5.95って、思っていたほど高くないんですね‥

クラムチャウダーは大好きで、ボストンのもいいけどマンハッタンのもおいしいですよねー。

 

 

 

あとは‥「かに」かぁ‥

どのサイズがいいかな‥

 

 

一人で食べるからあまり量が多いと食べきれないよね‥

ミディアムのをいただこうかな。それでも7本あるけど‥

うちのテーブル担当の給仕さんがオーダーを取りに来ていただいた時に、

 

「このお店は初めてですか?

あぁ‥!カンクンで

ストーンクラブは食べたことがあるんですね!

それは素晴らしい。

どこから来たのですか?

ほおー東京から?

ロードトリップでそんなに周ってきたのですか!?」

 

って、にこにこしながらお話を聞いてくれて、

とってもやさしそうなナイスミドルの給仕さんでした。

 

 

本当はサイドメニューもいろいろな美味しそうなものを食べたかったのですが、

1回の食事量が多い方ではないので、食べきれずに残してしまいそうだから

とりあえずこれだけにしておこう‥

 

 

 

ドラフトビールが来ました。

 

うちが選んだのは、ここ、旅の始まりと終わりのネバダ州のラスベガスを記念して、

 

NAC NAC WCIPA HUDL BREWING COMPANY, 

LAS VEGAS, NV

 

という、ネバダ州ラスベガスのビールをいただいてみました。

わぉ‥

これすごくおいしい!

 

 

 

パンもきた

 

全部種類が違うので、食べ比べがおもしろそう!

 

 

 

STONE CRAB

マンハッタン クラムチャウダー

 

見慣れた白いクラムチャウダーというと、ボストンのですが、

マンハッタンクラムチャウダーはミネストローネ風。

 

カップの器が深くてたっぷり入っています。

 

 

 

これに、「オイスタークラッカー」がついてきました。

 

崩してお好みでクルトン的に入れてね

ってことですかね‥?「牡蠣風味のクラッカー」だなんてなんておいしそう!

 

 

 

いただきまーす

 

 

 

すごく温まる味でおいしい!

さすがシーフードレストランだけあって、あさりの風味が格別です。

 

 

 

 

来たーーーーーーーーーーーーーー!!

STONE CRAB!!

 

石のように分厚くて硬い蟹爪の殻はあらかじめ割って食べやすいようにサーブされます。

 

わぁ‥

 

もう、黙々と一人で食べよう‥

 

 

 

ぷるんぷるん‥

 

 

 

これを、「Joe's Mustard Sauce(Joe's特性マスタードソース)」につけていただくとおいしいんだって。

 

 

 

確かに!

 

この特性マスタードソースつけるとおいしいわ‥

魚介の料理を知り尽くしたレストランの貫禄の余裕さが感じられます。

 

ストーンクラブはその大きな蟹爪が特徴なので、その部分をいただくのがオーソドックスです。

蟹爪といってもスカスカしているようなテクスチャではなく、

味は、タラバガニの身をもう少し水気をなくしてぎゅっーと凝縮させた感じ。

だから、かにの旨味がとても詰まっているのです。

 

かにを一人で黙々といただきながら、

今回のアメリカ旅の思い出を反芻していました。

 

「毎日なにかしら一つ以上は

初めて経験することやチャレンジすること」

 

が目標としてあって、それは旅の計画段階で過去の自分が設定したことなのですが、

それらを全部乗り越えて来られた達成感でいっぱいです。

 

 

 

 

「デザートもあるけど、どうですか?」

 

って給仕さんに薦めてもらえたのですが、もうお腹いっぱいなのでコーヒーだけいただきました。

 

 

◯アメリカのレストランでのチップを含めたお支払い方法◯

 

チェックをお願いします

 

と、給仕さんに伝えると、まず伝票を1枚持ってきていただけます。

ここで、キャッシュで払う場合はこのままチップ込みの値段を挟んで手渡すだけです。

 

カード払いの場合は、まず自分のカードをこれに添えて給仕さんに手渡します。

 

そうすると、一度給仕さんはカードを通しに行って戻ってきて、

2枚の伝票を手渡してくれます。

 

 

1枚は自分用で、もう一枚はお店に手渡す用になるので、

お店に手渡す用の方の伝票に、添えられたペンで自分がいくらチップを支払うのか?とその合計額を手書きして、署名をします。

 

今回はとてもお話がおもしろくて、やさしい給仕さんに担当していただけ、

かにもおいしかったし素晴らしいディナーの時間を送れたので、

チップは最高額にしました。

 

 

これを給仕さんに手渡して、お会計完了です。

一度、最初にカードを手渡して通しているので、チップ込みの値段は後からお店側で加算できます。

 

 

意外と全然高くなかった‥(;゚Д゚)

だってさ、「パン」って無料だよ‥!

 

 

「また来てね!(←日本語)」

 

あれ!?給仕さん、うちが日本人だと知って、日本語喋ってる!笑

 

 

 

「『また来るよ』は

英語でなんと言いますか?(←日本語)」

、なんでアメリカ人の給仕さんが日本語でそれを聞くんだろう‥?笑

 

 

I'll be back again?

 

 

「Very good!」

 

 

最後まで楽しい給仕のおじさんでした。

 

 

 

 

 

ホテル「Harrah's」に帰ります

おなかいっぱい‥

いいお店発見できて良かった!

 

 

 

すぐ隣が「Harrah's」ホテルなので歩いてすぐですね‥

 

 

ホテルのグランドフロアはカジノやレストランなどが併設されています。

 

飼い主はカジノのやり方がさっぱりわからないのでしませんでしたが、

挑戦したところでどうせ負けるに決まってますのでやりません‥。

 

仮に、ここで大当たりして30億円儲けたとしても、

帰りに日本で税金で半額奪われるのも癪なのでやりません。

 

高額で儲かったら、まずアメリカのどこかの地面にお金を埋めて、

また来た時に掘り返せばいいかなぁ‥

 

くらいまでは考えました。

 

 

 

あ!

なんかここおもしろそう!ピアノバーだって!

立ち寄ってみましょうか?

 

 

2台のグランドピアノが向かい合って、2人のピアニストが連弾で演奏しています。

わぁ‥おもしろい!

 

お客さんからリクエストの曲があったら演奏してもらえますし、

定番の曲もプレイしているみたいです。

 

 

まさか!こんな曲もピアノで!?

 

アメリカ人なら誰でも知ってる、ピアノとはかけ離れたあの曲も披露していましたよ!

 

 

(再生時間:04:07)

 

'round the outside!

'round the outside!

'round the outside!

 

すごいねぇ‥

ピアニストだけどエンターテイナーパワーががすごい!

 

 

 

*   *   *

 

いつもぴとっとありがとうございます。

 

 

お部屋に帰ってきました。

 

 

 

明日はラスベガス ハリー・リード国際空港から9時代の朝便なので、

早起きしないといけないですね‥

 

最後のパッキングをしましょう‥

めんどくさい移動中のパッキングもこれで最後かと思うと寂しくなります。

 

 

 

最後に、ラスベガスの夜景を見よう‥