飼い主はアメリカのアリゾナ州の「グランドサークル」から、
カリフォルニア州を中心にロードトリップ中です。
* * *
とうとう本日はアメリカ本土の旅の出発地点「ラスベガス」に戻り、
夜のラスベガスの街を探索します。
「スフィア(sphere)」を見に行きましょう
今回、ホテル「Harrah's」に宿泊の予約を決めたのは、
「スフィア」に歩いていけるほど近いから
というのも理由の一つです。
ちょっと裏路地を通り抜けていきますが‥
あぁ‥
ラスベガスのIN-N-OUTバーガー、ここにあったのかぁ‥
今回の旅の中で一度は初めて食べてみたいハンバーガー屋さんですが、
タイミングが合わなくて今回は行けなさそうです。
今夜のディナーは別のところで予約してしまっているし‥
「スフィア(sphere)」ってどんなとこ?
見えてきました!
高さ約112メートル
幅約157メートル
総工費約3,400億円
の 「スフィア」は2023年9月に新規オープンした外側がLEDパネルで覆われた球体型のコンサート会場。球体内部はアリーナとしての全景360度映像が楽しめる劇場型イベントが開催されています。
様々な映像を球面上に投影され続ける巨大な球体の構造物「スフィア」は、ラスベガスの新名所として名高いスポットです。
球体の中は観客席以外がほぼ360度スクリーンで投影できるシアターがあり、そこでは
「the sphere experience」
というプログラムが開催されているので日本でチケットを予約して来ました。
チケットは公式サイトから購入可能ですが、実際の購入画面はアメリカの様々なエンターテインメントのチケットが購入できる「ticketmaster」というページに遷移してからになります。
◯ここで注意点◯
当日の入場は、スマホにダウンロードした「ticketmaster」のアプリ画面からオンラインチケットを入場時に係員に見せてチェックして入場するのですが、
日本では「ticketmaster」のアプリがダウンロードできません。
アメリカに渡航後にダウンロードできるかな?と試してみたのですがそれもできませんでした。
そこで、アプリではなく「ticketmaster」のWEBサイトをブラウザで開いてログインしてから、自分の購入したチケットの画面を開いて見せることで入場できました。
今回、飼い主は「アメリカの最後の夜だから!」と奮発して
「205」セクションの一番前のシート
を予約しました。$171.50
時間が‥((((;゚Д゚)))
チケット購入時に時間指定があって
「19:00」
と書いてあったものを予約したのですが、
ただいま時刻は 18:30
入場ゲートは長蛇の列‥ orz
え‥これ、開演に間に合わないんじゃないの‥?
19:15 入場‥ orz
エスカレーターの壁に数式‥
これらはこの球体の構造物を建設して球面上に映像を投影するうえで欠かせない数式の数々です。
急いで、自分のセクションの番号のゲートに向けて早足で移動しながら、
ゲートの前の係員さんに
「もう始まっちゃってます!?まだ入れますか?」
って、慌てて尋ねてみたら、
「大丈夫ですよ!開演は19:45頃です」
:
:
え?どういうこと‥? (゚Д゚≡?
だって、チケットに「19:00」って書いてあったじゃん‥これってなんで?
ってさらに聞いてみたら、
「開場が19:00」で
「開演はその45分後の19:45」
って丁寧に説明してくれました。
そうだったのか‥ orz
あとで、調べてみたら、FAQサイトにそんな風に書いてありました‥
Experience の所要時間は約 1 時間 45 分です。
アトリウムでのインタラクティブな体験のドアは、チケットに記載されている時間に開きます。
ダーレン アロノフスキーの Postcard from Earth は、チケットに記載されている時間から約 45 分後に始まり、約 50 分間続きます。
「ちなみになんですけど、
シアター内は飲食は自由なんですか?」
って聞いたら、「もちろんOKですよ」とのことだったので、
じゃあ、何か買ってからまた戻ってくるね!
よかったぁ‥(´Д`)
ちゃんとプログラムの最初から観られるね
って、落ち着いて館内の1階の方へ見に行ってみることにしましょう。
1階のアトリウムを散策
エスカレーター横にはかなりの大きさのホログラフィック ディスプレイ
Aura the Robot™
チャットもできたりするんだって。
「22世紀のテクノロジー」と謳って
アンドロイドがいろいろなことを説明していました。
何か買いに行こうかな‥
バーでチップスなどのスナック、軽食を売っているのですが
ビール1杯3000円!
ほほぅ‥((((;゚Д゚)‥
食べ物系は‥
この後レストランにも行くし、軽くおやつ程度でいいかな‥
チップスと、ホットドッグ(All Beef Hot Dog)を買いました。
あと、「PATH Water」というお水です。$7
リフィルして使えそうなくらい頑丈なので、記念にボトルとしても持って帰れそう。
実際、缶に
「Purified water with electrolytes added for taste
REFFILLABLE」
(電解質を添加した精製水
詰め替え可能)
って、書いてあるので繰り返し使えますね。
the sphere experience
POSTCARD FROM EATH
実際のプログラム映像の様子は、
ディズニーの「ソアリン」を
化け物級にでかくした
上映時間50分
って感じです。
イントロの映像は普通の映画館のように四角の範囲内の映像なのですが、
途中から、投影範囲が客席以外のほぼ360度に切り替わります!
その瞬間、客席から感嘆の声があがっていました。
おぉ‥
これは初めて見に行くことができたグランドキャニオンではないですか!?
ソアリンのように宙を飛んでいるような映像
しかも視界全体
ホースシューベンドも!
これを上から飛んでいるように眺められるってすごい‥
「本当にその空間に自分がいる」
と錯覚してしまいそうな圧倒的な迫力で、「ソアリン」好きなら絶対にハマってしまう施設です。
このプログラムには
「POSTCARD FROM EATH」
と題しているようにストーリー性が込められていて、
人間によって自然環境まで変えてしまった地球にはもう住むことができないんだね‥
で、
宇宙に飛び出した人類は
遠く彼方の知らない宇宙の星までコールドスリープで住める星を探索して
新たなアダムとイブが第二の地球で新たな人類の歴史を始める
ざっくりいうとこんな感じ?
そこで、そもそも地球には
こんなにも素晴らしい自然や文化があったのを思い出そう!
というメッセージ的な映像が大迫力で次々と投影されていきます。
ソアリンみたいに草原の香りまではしなかったのですが、
映像によっては向かいから強風が吹いてきたり、
ほんの気持ち程度に水しぶきがあがったりはしました。
動画も撮っていたのですが動画の画角とそれ以外の部分の境界がないので、
ブログ用の写真として切り抜いてみても
「その場所の写真」
でしか見えないですよね‥
どうやったらこの視界全体がその世界の空間として見られるのかは
行ってみないと伝わらないかもしれません‥。
* * *
いつもぴとっとありがとうございます。
ホットドッグはふつうでした。$8
アメリカの旅で、ホットドッグいくつ食べたかな‥
時間のことが心配で気がかりでしたが、結果ちゃんと最初からプログラムも見ることができたし、
近未来的な経験もできてすごく楽しめました。
時刻は 20:40
さあ!ディナーに行きましょう。