「ハンガリー…」
そっと名前を呼ばれる。
その続きを聞きたくない、振られてしまうのは分かっているから。
「俺はお前を…」
そう言うプロイセンの口を手で塞ぐ。
「やめて…言わないで…その続きを聞きたくない…」
今だにこぼれ落ちる涙を服の袖で乱暴に拭き取る。
泣いたせいもあり、目の周りが少し痛い。
そんなハンガリーの目の周りをプロイセンの指がそっと優しく撫でる。
「んなっ?!何するのよ!」
驚いた拍子に抑えて居た手が離れる。
「乱暴に拭くなよ…せっかく綺麗な肌してるんだからよ…」
そう言う声はとても優しくて、本当にあのプロイセンなのかと疑ってしまう。
「…その…言ってくれてありがとな…正直嬉しいな…こういうの。」
恥ずかしそうに笑うプロイセンはそっと腕を伸ばし、ハンガリーを抱き寄せる。
「俺も好きだ…お前の事が…何百年も前から…。」
その言葉にハンガリーはまた涙を零す。
「うぅ…うぁ…あぁん…」
次から次へと涙が溢れ、言葉が出せない。
そんなハンガリーをプロイセンは泣き止むまでずっと抱きしめて居た。
壊れた関係は【今までの私達】
もう元には戻れない、戻らない。
だって、これからは
【恋人同士の私達】でしょ?
不器用な2人が何百年もかけて実らせた、不器用な恋。
お互いがほんの少し素直になればきっと、もっと早く恋が実ったはず。
でも、【これでいい】と2人は思う。
きっとこれぐらいのペースが私達には合っていたんだと思うから。
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はい、完結(?)しましたー!
え?最終回が短いって?
ごめんなさい!
リア充は書いてると虚しくなるので……。
ひたすら隊長が空気な件に関して説明させていただきましょう!
実はプロイセンが日記が置いてある部屋に来たということはもうドイツは家に到着していたから。
あまりにも2人が遅いので覗きに行くと壁ドンしてる(5話ぐらい)
声をかけるにかけられず見守る隊長!
そのあとはもちろん、リビングに行こうとした2人と鉢合わせて「うわぁぁぁあぁぁぁあ!!どこから見てたの???!!!」状態になりますね。
隊長が見ているのかぁ~(2424)と思いつつ、また見返してくださると嬉しいです!
またこのリア充の続きを書くかもしれません。
それでは!
o(`ω´ )o