会社で、評価されると、
純粋に嬉しい。
やる気が低下しているときでも、
特に、自分が思った以上の評価を受けているときは、
そのやる気が復活するような錯覚を覚える。
錯覚というか、
実際は、やる気が一時期だけ復活して、
またしばらくするとなくなる。
自分が本当はどう生きたいのか、
どう働きたいのか、
ということは、ちょっと横に置いておいて、
気持ち新たに、もう少しこの場所で頑張ってみよう、
と思ってしまう。
誰かから評価されることは、
心からありがたいことだと思う。
でも、
それは果たして自分が望むことなのだろうか。
赤ちゃんの頃から、私たちは、
親に認められようと、
必死になって泣き叫んできた。
そして、今も、
自分は他の人より優れているんだぞ!
自分は強い人間なんだぞ!
と、他人に見せようとする。
だから、他人から評価されると、
嬉しい。
でも、大切なことは、
他の人から評価されることではなくて、
自分が生きたい道を歩むこと。
他の人に強い人間だと思わせることではなくて、
実際に、自分の使命を全うできる強い人間になること。
そして、
自分で自分を認めること。
自分の内面を第一に考えようと思っても、
つい人からの評価を気にしてしまう。
会社からの評価をそのまま受け入れているというのも、
きっと会社が望む人間になっている証拠なのだろう。
私はどう生きていきたいのか。
他人からの評価に気持ちが左右される人間ではなく、
自分の軸に基づいて生きられる人間になりたい。
ハワイアンライフデザイナー
二宮 えり