フィリピン映画の巨匠の一人Lino Brocka(リノブロッカ)監督が今年のカンヌ映画祭で再び注目を浴びているようで、先週16日には現地でLino監督の1976年作「Insiang」が上映されたとのこと。
2015年カンヌ映画祭公式ホームページでも高評価されています。
日本語は自動翻訳なのでちょっと???な部分もありますが、英語・原版のフランス語でも見ることが出来ます。
有名なフィリピン小説「マニラ光る爪」の映画化などがあり、日本でもご存知の方は多いのでは・・・

このページにはもう一人、現在活躍している監督が記事の中に書かれています。
Brillante Mendoza(ブリリアンテメンドーサ)監督。
マイナー俳優だった頃のCoco Martinを起用した数本の映画を取り扱いしています(映画・ドラマDVD監督別のカテゴリーを参照ください)が、どれも面白い映画でした。彼も今年のカンヌで注目されている一人のようです。



Brillante Mendoza監督の作品は今年秋に行われる第28回東京国際映画祭でも特集されるようです。(第28回東京国際映画祭ホームページ)

TIFFホームページではフィリピン映画は「今まさに「第3期黄金時代」に突入したと世界的に評される云々・・・」とあります。
これを機にフィリピンの映画が広まってくれれば・・・と思います。

フィリピンのStar Cinemaも70年代~90年代に製作された作品を「Special Collector's Edition」として数本DVD化していますが
HIMALA(1982年)
ORO PLATA MATA(1982年)
Ganito Kami Noon...Paano Kayo Ngayon?(1976年)
Virgin People(1984年)
Lino Brocka監督やIshmael Bernal監督などフィリピン映画史にのこる監督の作品をこれからももっともっとリリースして欲しいものです。