8月20日(土) たまみがやって来た!


昨日の緊急事態発生とワクワクであまり眠れず、朝7時に起床。


緊急事態とは・・・


①Yoheiたちとのオーランド行きがキャンセル。

昨日の朝、「オーランドは行けなくなりました。ずっと電話してたのだけど、つながらなくて・・・。」とYoheiからのメール。引っ越した後、みんなにわかるよう、MSNメッセンジャーに新しい電話番号載せてたのに。あちゃー。


②今夜泊まる宿がない。

世界のリゾート地、マイアミをなめてかかってました。泊まるトコなんてどうにでもなると暢気に構えていたら、今日は折りしも週末。←そんなこと、前からわかっとったがな!?3日前から、サウスビーチのあらゆるホステル&ホテルに電話するも、どこも満室。キャンセル待ちしても、すっ飛ばされ・・・。


ケネディー宇宙センターは、絶対に外せない。たまみが最も楽しみにしていた場所だから。昨日のうちに色々調べて、自力で行ける方法を探した。Yoheiが「じゃあ、一緒に行く?」と誘ってくれる前は、元々自分たちだけで行くつもりだったので、心づもりがあっただけまだ良かった。


普通なら片道3時間で行ける場所なのだが、車のない私たちは、オーランドに2泊して、現地発着ツアーを活用するしかない。「1週間しか滞在できないのに、そんなにも時間を費やしてもいいのか?」と思い、他の案を考えてみる。某旅行代理店に問い合わせてみたところ、日帰りでプライベートツアーを組むことが出来るとオファーしてくれた。しかし、一人$350もかかるとのこと。「約束を果たす為なら、私は払ってもかまわないけど、あまりにも高過ぎる。たまみは、そんな高いお金払ってまでも行きたいのだろうか?」と次なる疑問。


結局、2つの選択肢を用意し、たまみの意見を聞くことにした。


今日の夜にNYから帰ってくるYoheiの携帯に電話。もし、自力でオーランドに行くことになった場合に備え、長距離バスのバス停まで送ってもらえるか聞いてみる。快くOKしてくれて、ラッキー☆「どこに泊まるか?」との質問に、「泊まるトコがなくて困ってる。」と正直に話したら、彼のアパートに泊めてもらえることになり、一安心。


お昼過ぎにJocelyn(ジョスリン)から電話があり、「バスで迎えに行くなんて、crazyすぎる!私が車出すから。わかった?」とありがたいお叱り。バスなら、さらに2時間早く出発しなきゃいけなかったので。


その後、デトロイトで入国審査を無事に終えたたまみから連絡があり、Jocelynの携帯番号を伝える。


「いよいよかぁ。」と思いながら、残りの荷造りを急いぐ。


たまみの到着予定は18:34。電話でJocelynは、「17:30に寮に迎えに行く。」と言っていた。が、彼女は遅刻魔。結局、17:50にピックアップ。しかも、今からガススタに行くという。


「ガソリン代払わしてくれ。」と申し出たところ、「じゃあ、私がガソリン入れてる間にオイル2本買ってきて。」と頼まれる。


$6なーり。


「ちょっと安過ぎるよ!」という反論は無視され、オイル注入を手伝わされる(笑)


元々今夜はJocelynと夕飯を食べに行く約束をしていた。空港までのドライブで、「長いフライトで疲れてるだろうから、ディナーの前にうちに寄って顔を洗っていけばいいよ。今日はYukoたち、どこに泊まるんだっけ?」と聞かれ、Yoheiのトコに泊めてもらうと答える。すかさず「彼は1部屋貸してくれるって言ってる?」と 質問。ちょっと驚いて、「うん。そりゃ、男の子の部屋に泊まるなんて感心したことじゃないけど。」と言うと、「違うの!何で私に声をかけてくれなかったの???うちだとリビングに寝ることになるから?それとも、やっぱ日本人同士がいいの?」と勢い余って質問責めしてくるJocelyn。「いや~、突然のことだったから。Jocelynのところだったら、もっと楽しいだろうけど。」と説明すると、「じゃあ、どっちに泊まりたいか、たまみに聞きましょ!」ということになった。


後はずっと、たまみについて話していた。どうやって知合ったとか、一緒に旅したアメリカやメキシコのこと、どんな仕事をしているかとか。


渋滞もなく、飛ばし屋Jocelynのおかげで30分弱で着いちゃったよ。その後、駐車場にてこずるも、なんとか間に合った。


時間に間に合って、「私はいつものJocelynじゃないわよ!やっほー♪」と喜ぶ彼女(笑)


着いてから気づいたのだが、Dantae(ダンテ・Jocelynのワンコ)は空港内に入れるのだろうか?二人で「抱っこしてればOKじゃない?」という勝手な解釈をし、外でpeepee(おしっこ)させてから建物の中に入った。


Dantae @ MIA

空港で抱っこされるDantae


日に日に大きくなるDantae。すっかり重くなったので、交代で抱っこする。たまみの到着ゲートがすぐに見つからず、ウロウロ。親バカ発言だが、Dantaeはスゴク可愛い。どこへ連れて行っても人気者。色んな人に声をかけられる。どこかのエアラインのスタッフが、「歩かせても大丈夫よ。」と教えてくれた。


ホンマに!?ペットにやさしいマイアミ国際空港!(後に発見するのだが、駐車場の横にはペット散歩エリアまで用意されていた。)


ゲートに着いた時には18:45。(結局遅刻!?)モニターで確認したところ、どうやらたまみの飛行機は遅れているみたいだった。


しばらく、ゲート前のベンチに座って、Jocelynと日本語練習をする。


飛行機が到着したようで、ゲートにちらほら人が。ガラスドアの向こうにたまみの姿を発見し、感動のハグでお出迎えと思ったら、わき腹のお肉をつままれ、「ヤバイでゆーこさん。」と開口一言目で言われる・・・。


たまみ:「あの電話番号、誰のやったん?」

私:「誰やと思う?」


そんな会話をしながら、ベンチに座って待つJocelynとDantaeの元へ。


たまみ:「ジョスリンとその犬。」


「はじめまして。こんにちは。私はジョスリンです。」と一気に挨拶(笑)"Nice to meet you. "とたまみも久々の英語披露。二人の対面実現に感動する私。


空港からそのままJocelynのアパートへ。ホスピタリティー精神の塊であるJocelynは、途中キレイな景色が見える橋を通ってくれた。


車の中でJocelynが、「私のアパートがどこにあるか、たまみは知ってる?」と聞いてきたので、「知らないと思う。」と答えたら、「じゃあ、内緒にしておいて、サプライズにしよう!」と言った。


アパートの駐車場に着くと、たまみの「潮の香がするね。」発言にギクッ。「そやね。」とごまかす(笑)


一旦部屋に荷物を置きに行って、たまみに布きれで目隠しをし、ビーチへ。途中、エレベーターあり、プールサイドでBBQする一行をかきわけ、さらに階段を下り、砂浜を歩かせ、波打ち際まで連れて行く。


たまみ:「波の音が聞こえる。もう目隠しはずしてもいい?」

Jocelyn:「いいよ。」


すっかり辺りは暗くなっていたので、海の様子はあまりよく見えなかった_| ̄|〇


それから、South BeachのOcean DriveにあるNews Cafeで夕食。ホテルがどこも満室というだけあって、サウスビーチは人だらけやった。


夜なのに、Jocelynオススメの朝食メニューを注文。「日本は今、朝でしょ?たまみにちょうどいいじゃない?」って(笑)


News Cafe

たまみ,Jocelyn&ゆーこ@NEWS CAFE in South Beach


アパートに戻って、シャワーを浴びさせてもらい、明日の観光予定などを少し相談して就寝。のはずが、ベッドに入ってから1時間以上話していたかも。


まだ夢のような、そんな旅の始まりの一日でした。