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お山が御神体ですので、かつては三輪山に登るなんてことはありえないことだと思っておりましたが、近年、ご信者の皆さまの強い希望もあり、ご登拝することができるようになりました。
神様の山であるということを肝に入れて、敬虔な気持ちでご登拝されるのであればよろしいでしょう、ということですね。
このたび、ようやくご神縁いただき、三輪山にご登拝させていただきました。
天気予報では雨ということで、かなり厳しい登山を予想しておりましたが、有難いことに前日までの雨があがり、持参した雨合羽の出番はないままに山に登ることができました。
前日は奈良で一泊し、奈良駅を9時に出発。JR桜井線で三輪駅まで約30分位です。
駅に到着しただけでテンション上がります!
先ずは、大神神社に参拝。
参道からは、木漏れ日がキラキラと輝いて、大変美しく、清々しい空気です。
ご登拝をさせていただくためには、狭井神社で受付をします。
本来は潔斎して白装束に身を包み、ご登拝させていただくのでしょうけれど、受付をすると、鈴が付いた白いお襷をいただき、首からかけてお山に入ります。
この襷には番号が振ってあり、帰りに必ず御返しすることで下山確認をしているそうです。
返し忘れてしまうと、捜索対象となり大騒ぎになってしまいますので、ご注意を。
御神体に入らせていただきますので、飲食やカメラ撮影などは禁止されています。
遠くからの見た目とは違って、かなり険しい勾配山道ですので、水分補給をするためのお水はOKです。
狭井神社には、ご神水を汲む場所がありますので、持参のペットボトルや水筒にご神水を入れていくか、ご神水入りのペットボトルが売っています。
登山口には、頑丈な杖がおいてありますので、必要だと思う人は杖を持っていったほうが良いでしょう。
私は、杖があって助かりました。
杖があったほうが、初心者は登るのが少し楽になると思います。
というわけで、三輪山山中の写真撮影はできませんでしたけど、とにかく、けっこう勾配が急で、雨のせいもあったかと思いますが、おそらく普段でも道がぬかるんでいて滑りやすいようです。
靴は、できるだけ登山用、あるいは履き慣れていて靴底の溝が深いもの、が良いかと思います。山登りを舐めてはいかんぜよ!
私は、前日に靴を買いました。
(何のため?…念のため!)
時間は、片道約1時間位は見ておいたほうが良いということで、私達は初心者なので、往復3〜4時間は見ておいたほうがよいかなぁという感じで帰りの時間を考えておりましたが、
なんと!
登りも下りも45分ずつで行って来ちゃいました。
健脚〜〜!
ではなく、かなり筋肉痛になりました〜〜(^^;;
特に、下りは膝にきます。
降りきった時は、本当に「達成感!」
三輪山山中の写真はありませんが、頂上にある磐座がとても清々しく、居心地良く、ずっとここに居たい気持ちになります。
とても楽しく清々しい旅となりました。(^^)