
小説の舞台となる売春婦街、ルーデベン
〝11分間(eleven minutes)〟
読んだことありますか。
アルケミストで有名な著者、パウロコエーリョの小説。
(以下、ほぼ本のレビューなので、興味のある方だけ)
ブラジルからスイス、ジュネーブへやってきたマリーアが
売春婦として働きながら、愛について悩み、迷い、愛し、愛される。
愛について、SEXを通して描いてる、とても大胆で興味深いお話。
いっぱいシェアできるのでもう10回くらい読んだかも。
11分間。
これは人が実際SEXに要する仮定の時間。
二人きりになって、キスをして、いちゃいちゃして、服を脱いで
・・・を全部取っ払った、実際の時間のことね(笑)。
たったこれだけの時間を中心に人は、世界は回ってるんだ・・・。
ま、人によりけりだとは思うけどさ。
マリーアは売春婦でありながら、恋に落ちる
。
自分はスイスで短期間働いたら国へ帰ると決めていたし、
恋愛は自分にずっと禁止していたのに、恋することを自分に許した理由は
「相手に何も期待していなかったから」。
これがマリーアの恋愛に対する基本の考えで、
大好きなセリフのひとつがこれ。
「人は保障されたかのように所有していたものを失う経験をすることで、
自分に属するものなんて何もないんだということを学ぶにいたる。
もし私のものなんていうのが何もないのだとすると、
私のものでないもののために時間を使う必要もないことになる。
それよりも毎日を、それがまるで自分の人生の最初の(あるいは最後の)
一日であるかのように生きたほうがずっといい。」
もういっちょ、これも。
「私は自分が愛してしまった男たちを失ったときに、
傷つけられたと感じたものだった。でも今は、
誰かが誰かを失うというようなことはないのだと確信できる。
もともと誰かが誰かを所有するとゆうことはないのだから。」
彼女はスイスでの時間は自分の中で一時期のものであると決めてた。
だからこそ、その限られた時間の中で、いかに人を愛するかを
学んだんだろうな・・・。
切ないけれど、その通り。
時間の感じ方や、考え方がマリーアにかぶって、共感して、
なんだかとても有意義なスイスのジュネーブやった。
実は愛について考えざるを得ない出来事も、
自分の身に起こったんだけど・・・(苦笑)。
何度も出てきている、バイカートラベラーのジョン。
彼との最近のやりとりで友達以上の微妙なやり取りが続き、
彼の思わせぶりな態度に、私はまた魔法にかかり、
一瞬彼との未来に希望を抱いた後、彼の何気ないメールで
また魔法が解ける・・・。そんな繰り返しで、私また、振り回されてる!?
とほほ・・・。惚れた弱みというのだろう。仕方ない。苦笑。
最後にマリーアのお相手ラルフの素敵な一言。
「世界じゅうの決意と意思を全部集めても、
愛がころっとゲームのルールを変えてしまうのを
止めることはできないんだ。」
ciao ciao!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
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