実家に帰省して、
102歳の祖母に会うことができました
姪は98歳差
甥は見事(?)100歳差
彼女は私たち家族のシンボル
つい最近まで自宅でスクワットをしたり
大正生まれ
戦火を長女のおばの手を引いて生き延びました
空襲の時
娘を連れて逃げようとした防空壕で
もう満員だと断られ
翌日、その防空壕は
空襲で破壊されていたといいます
数年前、自宅で誤って階段から落ちてしまった時
けっこうな高さと急さなのにほぼ無傷
そんな武勇伝の持ち主
間違いなく神様に守られていると感じます
そんな彼女のDNAを持つことは私の誇りです
去年からは施設に入りました
近くに住むおばやいとこが頻繁に
お世話に行ってくれていたけれど
誰も家にいないときがあるのは避けられないし
その時に転倒することもあったからやむを得ず
人手がたりない施設では
動くことも歩くことも激減しました
食事も流動食になりました
頻繁にお世話にも行けない私、
施設の方の大変さも理解していない私は
なにも言えないけれど
会うたびに
今までの記憶を手放している祖母を
見るようになりました
直接彼女のために
私にできることは多くはありません
だから
帰省の時には会いに行くこと
家族を大切にすること
今の自分の人生を大事に生きること
自分の幸せに責任をもつこと
祖母から、ご先祖様からいただいた命を
大切にしていくこと
これだけは忘れずに取り組みたいと思います
また桜の季節を一緒に迎えられますように
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます