コーチングとは何か、私なりに改めてことばにしてみました。
もしコーチングというものを知って興味を持った方の参考になれば幸いです。
人により様々な定義があるかと思いますが、
コーチングとは、対話を通じて、自分自身のことを発見し、
選択と行動を促すコミュニケーションだと私はとらえています。
この『対話』というのはクライアントさんとコーチとの対話でもありますが、
クライアントさんが自分自身と対話することでもあります。
コーチはあくまで黒子、コーチが何かを教えるとか、
クライアントさんに代わって答えを見つけるのではありません。
クライアントさん自身が主体的に考え、
自分で自分の中にある答えを見つけていく。
そんな、自分と向き合う時間です。
なにか行動を起こすときに、人に言われてやるのでは、
わくわくすることも高いモチベーションも感じにくいはずです。
そうではなく、自分でこうしたい、
こうなりたいというビジョンがはっきりあって、
だから今こういう行動をしていきたい、
と選択できているとどうでしょうか?
自分の本心から選んだ行動は、モチベーションが高いはず。
対話を通じ、ビジョンを明確にすることで、次の行動を促すことができます。
ここからは私のコーチングの話になりますが、
毎回クライアントさんの話したいテーマを持ってきてもらい、
それについて質問を受けながら一緒に会話していく中で、
気づきが生まれ、本当に望んでいる決断をし、
やりたい!という気持ちで行動をしていくことができる。
そんなプロセスがコーチングセッションです。
テーマはキャリア、進路、家族関係、人間関係、性格など
ご自身に関わるどのようなことでも大丈夫です。
すでに目指したいゴールがあれば、
そこへの伴走をすることもできますし、
まだ目標自体は明確ではないけれど、
〇〇について改善したい、迷っている、
といったことでも扱うことができます。
実際にコーチングを受けると、
自分自身の思考が整理されると感じる方が多くいます。
一人で考えると、頭の中で堂々巡りをしてしまったり、
課題に感じていることの表面的な部分しか見ていなかったりと、
迷いのループから抜け出せないことが多々あります。
課題に感じていることの深い部分には本来どんな思いがあるのか、
コーチからの質問に答えていくことで、
今まで自分で考えていなかった部分に目を向けることができ、
これが新たな気づきにつながります。
今よりも少しでもよりよい人生を生きたい、
他の誰でもない私にしか生きられない人生を歩みたい、
と感じているのであれば、
ぜひコーチングセッションを受けてみることをおすすめします。