きいちゃんのディナーショーで、ドン・ジュアンのAimerを歌ってくれた、と書きました。


宝塚を中心に観劇している(というかほぼ宝塚しか見てない)者としては、ドン・ジュアンといえば望海風斗。

だいもんが歌うAimerの印象が強いどころかそれしか知りません。

なので、その曲を元相手役のきいちゃんが1人の歌い手として歌うっていうのは超‼️胸アツ案件笑い泣きでございました。


在団中は、男役が娘役の歌を歌ったり、その逆だったりってのはほとんどありませんし。




で、もうひとつの胸アツ案件がね…


きいちゃんルーシーが「ジキルとハイド」で歌った「あんな人が」という曲。

これをだいもんが、2021年のコンサート「SPERO」で歌ってたんですね。

SPEROはチケット争奪戦に惨敗して参戦できませんでしたし、ジキハイの曲と言われても当時の私は特に何の思い入れもなくサラッと聞き流していたと思います。

先日、スカステで放送されたSPEROを見て、だいもんが「あんな人が」を歌っていて、グッときましたわ…


役としてきいちゃんが歌った曲を、1人の歌い手としてだいもんが歌う。

ドン・ジュアンのAimerとは逆パターン。




演劇界隈にまだまだ疎い私が知らなかっただけで、どちらの曲もいろんな方が役として歌い、歌い手として歌ってきた名曲だと思います。


同じ作品、同じ役でも演じる人によってその役の人物像がちょっと違ったり、同じ歌でも歌う人によって印象が違ったりするっていうのが、あちこちで再演されている作品の楽しみのひとつなのかな。



今度星組で上演される「1789」

私は月組版をスカステで見ただけで東宝版は知らないけれど、まずは月組と星組の違いが楽しみです。


あ、チケットはもちろんまだありません真顔