メアドを交換して
暫く
健全に
食事行ったりしてました。
全てこの人もち。
『俺はシングルマザーとして頑張ってる人って好きなんだ、応援したい』
といっていつも奢ってくれました。
 
 
けど
ある時一緒に飲んでて
べろんべろんに酔ったんです。
今思えば計算ずくだったのかも知れません
 
私の家は当時
飲んでいた場所から
駅で言うと
9個離れています。
 
『タクシー代出すから』
そういって
飲んでいた場所から
タクシーに乗ってうちに連れて帰りました。
 
元夫の家は
寮らしく
さすがにこんなに酔ってたら
みんなに迷惑かかると言われたんです。
 
うちに着いてからというものの
別に特に何も無く
そのまま寝てしまったこの人。
 
朝起きて
私の当時小さな息子と遊んでいました。
 
見ていて
特に違和感とかなかったんですが
あることに気づきました。
 
『ねぇ、そういえば仕事は?』
 
普通仕事ならば
遅くても10時ぐらいには
スタートするじゃないですか
 
それなのに
一向に私の家から出ていかない。
 
『あ、昨日仕事辞めてきたんだ。』
 
え!?
 
何故一緒に飲んでいた時に言わなかったんでしょうか。
私が知る必要の無いことだからなのか?!
 
疑問はいくつか湧きました、
 
『あ、大丈夫!仕送りは貰ってるから
 
え!?
仕送り?!
 
当時元夫は30ぐらいだったと思います。
 
別に人それぞれですよ、
貰っちゃいけないなんてことは
ないんだけど
 
目の前に初めてそんな人に遭遇したので
キョトン顔でした。
 
『親がねー医者なんだ。あ、俺もだけど』
 
ん?
俺も?
あなたもお医者さんなの?
 
そう聞くと
びっくりする答えが返ってきました。
 
『うん、そうだよ。まぁ、昨日辞めてきたけどね』
 
医者を辞めてきたってこと?
 
よくは分からないけど
どの仕事もそうだと思うけども
 
そんなに簡単に
辞めれるものなのですか?!
 
疑問しか湧きませんでした。
 
『でも大丈夫だよ。毎月仕送り50は貰ってるから』
 
お医者さんって
雇われてる側であっても
給料って
一般のサラリーマンよりいいはずですよね?
それなのに
それとは別に50も貰ってるってこと?
 
頭ん中で考えてる間にも
間髪入れずにお話してきます。
 
『だから安心して。ここの家賃は俺が払うし、託児所代も俺がだすから』
 
え、
さすがに気が引けます、
 
いいよ、大丈夫
それよりも仕事だから
一緒に出てってくれる?
 
そう言うと
『だから俺がここに住むから息子くん置いてっていーよ』
 
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・💦
 
は?
話が勝手に進むことにも
頭の中混乱していました。