いつものように寝かしつけをしていたら、娘が「ママ、お兄ちゃんひとりじゃないよね?泣いてないよね?」と言いました。

 

今日娘が目を覚まして以降、子供の前だから繋ぎとめていた緊張の糸がプツリと切れた。

 

「大丈夫だよ。」娘に背を向けて呟いたその言葉を、私は誰に言い聞かせていたんだろう。

 

 

今朝は「なんでお兄ちゃん、好きな人といたらいけないの?」と聞かれました。

 

娘の素朴な心配に、誰か彼女が納得のいくように説明できる人はいらっしゃいますか?

 

いらしたら、どうか教えてください。

 

 

 

直接的な原因は、彼の報告に合ったようにマスコミなのだと思います。

 

自分自身が冷静でいられるために、この悲しい結末の原因は、彼が言ったことが全てであると、それ以外は考えないようにしています。

 

ずっと続いてきた、彼とご家族への執拗な張り込み、報道(とは言いたくない)は決して許しません。

 

今回のことで、著名人に対するメディアの在り方について、世論が少しでも動いてくれるといいのですが。

 

 

 

 

でも、それとは別に。

 

彼とお相手と言われた方の心を傷つけたのは、マスコミだけでしょうか?

 

 

 

お相手に関する情報が報じられた途端に、空気が変わったのを私は感じました。

 

著しい誹謗中傷はあまり見なかったけれど、空気は確かに感じました。

 

 

ブログのコメ欄や、Xのリプ欄だからみんな見ないだろうと思ったのか、酷いものも見ました。

 

でも何欄であろうと、公に発した言葉は誰にでも見られます。

 

 

 

その方の名前が載ったメディアに、たとえ対抗する意図があったとしても「不適切な名前が」といったものも見ました。

 

もしその方が本当に奥様であったとしたら、自分の大切な人を「不適切だ」と言われた彼の気持ちは、いかばかりだったか…

 

SNSで繰り返されるこういった「彼を守る」と主張する行動を、何年も前からずっと見てきました。

 

 

 

そういう発言を私は軽蔑していました。

 

同時に、今の今までそれをただ傍観することしかできなかったことや、オフラインでも友人同士で冗談にも軽口を叩いたことがある自分を、今心底軽蔑しています。

 

 

「私も同罪だ…もう遅いんだよ、バカ。」

 

 

 

 

 

彼を応援しているからという理由での言葉の数々。

 

「応援」という言葉を盾にされたら、何も言えないと思う。

 

そんなジレンマに、彼は何年苦しんできたのだろう。

 

 

言葉選びは、相手を傷つけようとしなくても無意識に自分の気持ちが出てしまう。

 

そして言った方は軽口でも、受け止めた方はずっと忘れられない。

 

 

 

「あんなに一緒に闘ってきたのに、突然扉を閉ざされた」

 あの報告は、多種多様なファンの心に最大限に応えようとした形だと私は今でも思う。

 

 

「プラベは見せなくてもいいんだよ」、「彼は職業・羽生結弦を貫くのだからプラベなど見たくはない」

 触れている事実は同じでも、言っている人の心は全く違う。

 

 

「幸せを削っていない」

 もしかしたら、私たちが当たり前のように享受できているために、それを「幸せ」だと思わないような些細なことが、彼にとっては手の届かない幸せなのかもしれない。

自由に外に出ること、好きなものを食べること、誰かと遊びに行くこと、思ったことを正直に言う事さえも…

 

「スケートが観たいのに、変わっていく彼を見るのは堪えられない」

 整備されていない、黙っていてはスポンサーもつかないプロの道を必死に開拓しているのかもしれません。色々なファンの気持ちを知って、悩み苦しみ、考えていたのかもしれない。ファンの心に沿うために…

 

 


こんなことを、今ここで言っても無駄。

 

もう遅いけれど。

 

 

 

言葉は心の鏡。

 

彼に対して、お相手に対して、吐かれた言葉は自分の心。

 

 

心の中で思う事は誰にも批難できない。

 

辛さも苦しさも、嫉妬も。人間だからそれを感じるのは仕方がない。

 

でも口に出す前に、止めることはできるんじゃないかな。

 

 

 

厳しい言い方かもしれません。

 

でも発言には責任が伴います。

 

彼にだけ「自分に厳しく」を求めて、自分たちは許されるなどと、私はそれを許すことはできません。

 

自分自身も含めて。

 

 

 

 

ただ辛い悔しいで終わらせたくない。

 

一人ひとりが当事者意識に気づいて欲しい。

 

誰もが持っている自分の心の弱く、汚い部分から目を背けないで欲しい。

 

 

でもきっと変わらないんだろうな。

 

虚しい。

 

 

 

 

「応援します」と、今は言えない。

 

言いたいけど、言えない。

 

彼が求めてくれているだろうか?と思ってしまうから。

 

いつかまた、結弦さんが心から「応援よろしくお願いします」と言える、安心できる環境に少しでも近づいて欲しいと思っています。

 

 

 

私はファンになったころから、どこか他の人とは少し違う見方で「ファン」という集団をみているようなところがあります。

 

今回もそうです。

 

皆様のご意見やお気持ちとは違うかもしれないと思っています。

 

何が正しいかは私も分かりません。

 

私の記事で傷つく方もいらっしゃるかもしれません。

 

こんな書き方しかできなくて、申し訳ありません。

 

 

 

 

ブログはやめると言っておきながら、2日間に渡り失礼いたしました。

 

これで最後にします、たぶん。

 

もし今後また、何か大きなことがあったら来るかもしれません。

 

今度は嬉しい話題であって欲しい。

 

 

 

今日、例年より早く雪が降りました。

 

何のメッセージだろう?と感じました。

 

 

 

 

 

コメ欄はあけておきますので、ご批判もあれば受け止めます。

 

ブログという、自分の心を掘り下げる苦しく負担がかかる「書く」ことから逃げた、私はそんな人間ですが。

 

 

 

そして最後に

 

彼と彼の大切なご家族たちに対する、皆さんの心の中の優しさを信じています。

 

その優しさが、彼が生きやすい世界に繋がってくれると信じたいです。

 

 

 

 

結弦さん

 

あんなに幸せを届けようとしてくれた貴方に、あんなに感謝を届けてくれた貴方に

 

ひとつの言葉もかけてあげられなくて、ごめんなさい。

 

リプレイできない、あなたの一度きりの人生を…

 

 

 

 

 

 

お相手が嫌だと言った人、結婚が嫌だと言った人。

 

貴女は推し活をするために、今すぐ家族と離れて一人になれるのですか?

 

そういう事だと思います。。。