Aさんは苺が好き。
Bさんは苺が好きではない。
BさんはAさんが苺が大好きなことを知らない。
Bさんが言った。
★私、苺って好きじゃないんだよね…。
☆苺も美味しいけど、私は甘くてジューシーだからメロンがすごく好きなんだ。
前者より、後者の方がAさんもBさんも、苺農家さんも心穏やかでいられていいなって、私は思う。
言葉を扱うって本当に難しくて、私も知らず知らずのうちに前者になっていないだろうかと、時々思う。
誰も傷つけずに生きていくことなんて不可能だけど、せめて注意はしていきたい。
いつもならそんなに気にしない言葉が、最近すごく刺さってしまうことがよくあって…
少し前なら、一か月前だったら皆そんな風に言ってたかなぁ?って。
辛辣というわけでは無いけれど、彼に対してストレートな言葉が少し増えたような気がするんです。
もしかしたら以前から思っていたけれど言えなかった(言わなかった)ことが出てきただけなのかもしれない。
もしかしたら私が一部の声を以前より必要以上に拾って、必要以上に気にし過ぎなだけかもしれない。
いまは、ファンも少しずつ変わりつつあるのかもしれない。
「変わっていいってオマエ(私)自身も言ってたじゃない?」と自嘲する。
でもその変化に自分の心が少し着いていかない。
彼は自分の生き方を自分で決めて、自分のやるべきことを一生懸命こなしているだけ。
プロとして自分のやっていることに、全て自分で責任を負っている。
あぁ、そうか。だから色々な声に対しても責任を負っているんだ
自分勝手で思いやりがなくて、他の皆様には申し訳ないけれど、私はやっぱり彼の心が一番大切なんです。
"職業・羽生結弦”という言葉も、ファンが自分の理想像に当てはめて「彼なら、こうするはず」って定義してしまうことで、彼の自由な選択を奪ってしまうなら、それは嫌。職業・羽生結弦は、彼自身が生き様で体現して見せてくれるものだと思うから。
各自がご自分の気持ちを素直に呟くことが、彼に対してマイナスなことであるものを見ているのは悲しい。
「吐き出していいんだよ」と言ってくれる優しい雰囲気だった方向性がちょっとずつズレてきていないかな。
何でもかんでも称賛しろというのではないし、各自が自由に呟く権利を「言うな」というわけでもないけれど、彼が見た時に「あぁ、そっか…」って思うものではなく、「そうか!がんばろう。」って思えるものであって欲しい。
私の独りよがりかもしれないけれど、彼に対する言葉は刺さるものよりも、包むものであって欲しいって思ってしまいます。
別に公に言う必要がないことは、自分の心に留めておくんじゃダメなのかな。
心配し過ぎ、私の気にしすぎでしょうかね。
結弦さんは、それほど気にしていないかもしれない。
彼の気持ちは私にはわからないけれど、もし自分が彼の立場だったら…と。
取り越し苦労ならいいなと思っています。
毎日新聞 2022.9.20朝刊
結弦さん
あなたの決断、あなたのやること
どうか思うように選択して欲しいと思います。
私はあなたが元気に頑張っている姿を見せてもらえるだけで、本当に嬉しいです。
これからも迷惑にならない程度に見守らせてください。
自分でも気づかないうちに、少し疲れているようです。
少しリフレッシュが必要なのでしょうね。
娘の夏休みもあと4日なので、その時間も大切に心を休めてきます。
「言葉は心を映し出す鏡」
鏡に映る自分の顔が笑顔になるように。
今日書いたことは、あくまでも私が想っているだけのことです。
優しい方には「私のことかな?ごめんね」って思わせてしまうかもしれませんが、そういうことではないのです。
私が過敏になっているだけなんです。
ただ、多くのファンの片隅でこんな風に思っている奴がいることを少しでも感じていただけたら。
それが結弦さんへの優しい想いに繋がってくれたら、嬉しいです。
こんな記事で申し訳ありませんでした。
どんな時も、慎重に言葉を探して伝えてくれる。
心を大切にしてくださいね。
元気に練習できていますように。
※記事中の写真は毎日新聞から使わせていただいています。
きみの心に、まっすぐ届く声の大きさは、
— いぬい さえこ🐿️ (@ForestStoryTime) August 17, 2023
すこし、小さめ。
きみの心に、まっすぐ届く言葉のカタチは、
すこし、やわらかめ。#きょうのお月さま🌛 pic.twitter.com/hdcRQ1xmDJ