こんばんは。



毎日押し寄せる情報にアップアップしています。


この波もいずれは落ち着く時が来るのでしょうか?


でもその時こそ、今頂いている記事達をもう一度深く読み直す時間を作れると思うので、ロスは感じずにいられるんじゃないかなと私は思っています。




今日はこちらを…(タグ付けまくってるのはどうなの?あせると思いますが、内容はしっかりしていたので)


我々はいかに情報をライバル紙より先に出すかが正義と信じて、ここまでやってきた。数時間後に正式発表されることでも、それを事前に報じられる記者が『デキる記者』とされて出世し、原稿が上手い記者よりも社内評価は高かった。しかし今回の騒動で、いったい何が最適解なのが分からなくなったというのが、正直あるんです」

 そして、こう続けるのです。

 「今回は日刊スポーツの『1紙抜き』になったわけですが、正直な話、ライバル紙には羽生サイドと強固な信頼関係で結ばれた社も複数ある。これらの社が翌日の会見の内容を把握できなかったとは考えにくい。むしろ、羽生サイドへの敬意から、自らの肉声で伝えたいという『想い』を酌み取って、敢えて『ネタバレ』を書かなかったという考え方もある。いずれにせよ、スクープを何でも書けば全てOKという時代から変わりつつあるというのが、浮き彫りになった一件と言えるのは間違いないです。

(以上、本文引用)


私は怒りというより、切なかったです。

結弦さんがどういう気持ちで、極度の緊張を伴って前日に案内を出したかを考えると、辛かったぐすん


今回のこと、問題提起になったことは間違いないと思うんですよね。

先週の「今夜ブルーポストで」内でも、何が真実か分からなかったので結局追っかけ記事を打つのは控えたことを前提に、「何が正しいのか考えさせられるきっかけになった」と倉沢さんが仰っていました。

他社さん(報知さん、スポニチさん等)がどうだったかはわからないし、知らなかったはずがないとは言い切れないまでも、北京でのあの9曲メドレーを見届けた記者さんが何も察しないとは考えにくく…

それでも高木さんの「尊重されるべきは羽生自身の言葉だ」という一文にあった通り、ご本人の意思を大切に思ってくださったメディアがあった。

従来なら己の利のために「我こそは!」とスクープを競うはずの人達が…

そしてファンだけでなく、普段はフィギュアにそれほど興味を持たない方たちも、今回は「なぜ本人の言葉を待ってあげない?」と疑問を呈してくださった。

結果はスクープの通りになったけれど、勝てば官軍にならなかったことの意味は大きいと思います。

何を報じて、何を報じるべきでないかという、"報じられる側の尊厳" に対してリテラシーやモラルが求められた。

そんな風に変えられたのは、「メディアと取材対象」という垣根を超えて信頼関係を築いて来られた結弦さんと記者さん達の絆があるからだなぁと思います。

ほんと、こんなアスリートいないって思うぐすん



社の垣根も超えて…

結弦さんは、自分→みんなへの伝道者というだけでなく、ファン同士、記者同士、カメラマン同士の心も結びつける伝道者ですよねほっこり

 


慌てて写真を追加し、国際電話で自分が感じた意味を説明した。「あの背中にすべてがある」。締め切りが迫る中、祈るような気持ちで完成を待った。転倒後すぐに起き上がり両手を広げた。王者の背中だった。この背中とリンクを出てから氷を額につけた背中が脳裏で重なった瞬間、涙があふれてきた。

 



貝塚さんのコラム、何度も涙を拭いながら読みました。

私の大好きな北京の4Aの連続写真。

私の大好きな羽生結弦の背中。

こんな風に想って、出稿してくださったんですね。







前人未到の4回転アクセル習得へ、道なき道を切り開いてきた。たどり着いた3度目の五輪。夢を追い、挑み続ける姿の尊さは、人々に届いた。勝利とは違った形で、羽生の努力は報われたのではないだろうか。(高木 恵)


その間、何百回と「天と地と」の動画を見返した。通勤の電車内で、夜眠る前に。大会によって撮影ポジションに違いがあるから、プログラムを覚えることと、いい写真が撮れることはイコールにはならないが、できることを探した。被写体が「羽生結弦」だったから、そう思えた。(矢口さん)

 

 



結弦さんを応援するようになって、ふと思うことがあります。

こんなに記者さんやカメラマンさん達から愛されるアスリートが今までいたかな?って。

彼の何が、こんなにも人の心を惹き付けるんだろう?って。


ありきたりな言い方だけど、やっぱり一生懸命さなんじゃないかと思います。

どんな時も、誰よりも一生懸命な姿を見ているから、応援したいと思える。

一生懸命期待に応えようとしてくれるから、その心に胸を打たれる。

一生懸命さが演技に命を吹き込む、結弦さんの生きざまを形成する。


羽生結弦の気持ちが、観る者の心に届く


これまでも、これからも羽生結弦のスケートはそう有り続けるのだと思うし、だからこそ伝わるし、愛されていく。


プロ転向。結弦さんご本人は不安がないわけではないと思う。

でも「自分のなかの大切なもの」を大切に、羽生結弦のスケートを進んでいってくれたら、素晴らしい道が拓いていくと思います。

私は絶対に着いて行きたいし、そういう人が沢山たくさんいるはずキラキラ



あとは…心を大切にして欲しい



まだ胸が苦しくなるけれど、あなたを救ってくれたプログラム達を滑れて、「よかった」と言えて良かったぐすん



これからも続く、あなたの物語。

どんな困難が立ちはだかっても、乗り越えた先には幸せだと笑っていて欲しい


「あの頃の自分」をずっと愛おしんであげて欲しい




どうか、幸せで…🍀


お読み頂き、ありがとうございました。


羽生結弦のフィギュアスケートを愛して下さってありがとうございます。

私も矢口さんのお写真大好きですおねがい