今日の境港のお天気は、快晴☀️

最高気温18℃、最低気温2℃

 

こんばんは。

房仙会米子校の幸代です。

 

今日のブログは、今年の社中展作品を仕上げるまでの事を書いてみようと思います。

長くなるかもしれませんが、読んでいただけたら嬉しいです。

 

令和4年3月30日、社中展作品の清書を三島の房仙先生宛てに発送しました。


最後の最後まで粘らせていただいて、大満足です!

最後の1枚を書いたときは、もうこれ以上のものは書けない。

これが今の私の精一杯!という境地になり筆を置きました。

 

ポストに投函する際には、この作品を書き上げるまでの様々な出来事や、先生との連絡のやり取りが蘇ってきて、感謝の気持ちでいっぱいになりとても清々しいポスト投函でした!

 

今年は『仮名作品を書いてみたい』という私の無謀(この時はまだその無謀さがよくわかっていませんでした)とも言うべき無理難題に、「仮名はそう簡単に書けるものではないんです。」と仰りながらも、風情を感じる素敵な和歌のお手本をいただきました。

 

2月に入って、個人レッスンもしていただき、「やっぱり仮名って想像していた以上に難しい。でもこのお手本のように柔らか~い字が書けるようになったら私の字の硬さも変化するかも~♪」と、ワクワクしつつあとは添削を提出して、とにかく時間つくって書き込まなきゃ!と張り切っていました。

 

そんな矢先、同級生で大親友の病急変の知らせが・・・そして永眠。


「病なんかに負けない!絶対に克服して見せるから大丈夫♪」って前向きに頑張っていて、私も絶対よくなるって信じていたから、こんなことが起きるなんて現実を受け止められず・・・。

 

でも、無常にも時間は止まらず進み続けるんですよね。


ゆっくり考えたいのに、やらなくてはいけないことが山積みで・・・とにかくいろんなことが重なって、仕事、イベント準備、味噌作り、店舗改装ets・・・夜遅くまで作業しても終わりのめどが見えなくて

作品も書いて添削出さなきゃと思いつつ・・・

完全に追い込まれてしまいました。

 

亡くなった親友は、初の米子移動展で房仙先生の揮毫を見て涙を流し、それ以来会うたびに「書道楽しそうだね!いい先生に出会えて本当によかったね。」と先生の話をしたり、私が書道を続けることを応援してくれていたので、先生にも無事に葬儀が終わったことをお伝えしました。

 

その数日後、先生から「作品を変えることにしたから待っててね♡」と連絡をいただきました。

その言葉を先にメッセンジャーで教えていただいて、読んだとたん涙が溢れました。


先生は、「さっちゃんにぴったりでしょう♪」と・・・涙

 

あー、先生、何も伝えていないのに・・・

何かを感じてくださっている。

そう思える言葉でした。

同時に心がスーッと楽になって、

沢山の重石を両手にいっぱい抱えて身動きが取れない状態だったのを、重たかったら下におろせばいいんだよと教えていただいた心境でした。

 

後になって、あの時はいろんなことがあって追い込まれていた時にこの言葉をいただいて救われたとお伝えしたところ、「え⁉そうだったの~(^^♪)」と先生。


房仙先生は、いつもそうなんです。

きっとご自身でも無意識のうちに何かを感じてくださって、私たち生徒が良い方向に向くよう言葉をかけてくださる。


房仙会の仲間の皆さんは、この房仙会あるあるを実際に経験された方も多いと思います。

 

ありえないことが、現実に起こっている房仙会です。

 

お手本が手元に届いたとき、号泣したことは言うまでもありません(^^)

 

そこからの追い込み。

先生には、「焦らなくていいからね。書けるから。大丈夫だから。」と温かく声をかけていただきながら、最後の最後まで丁寧にご指導いただいて、もうこれ以上は書けないというところまで書けて、大満足の作品を書き上げることができました!

 

表装もとても楽しみです♪

ぜひ、この先生とのエピソードを思い出しながら作品を見ていただけると嬉しいです!

 

房仙先生、光孝先生、今年も貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 



実は、ここまで本音を書いていいのか、正直迷いました。


生徒を平等にと常に最大限気を使われる房仙先生です。


私が書くことによって、平等じゃないとか勘違いする人があったら困ると思いました。


10個の飴を10人に平等に分け与えるのとは訳が違います。


その時々の生徒の状況やタイミングを見て最善を尽くしてくださいます。


こんなにまで生徒一人一人に愛情いっぱいに接してくださる師匠はいません。


親、親戚以上に愛情深いのです。


皆さんもきっと、それぞれのドラマや感動があったことと思います。


なかった方は、もう少し先生に報連相をした方がいいかもしれませんね(笑)

 

房仙会仲間の皆さんは、きっと分かってくださると信じてありのままを書かせていただきました。

 

人は、感動したことでも時間がたつと忘れてしまいます。

ずーっと忘れないでいたいことをここに書き残すことができて良かったです。

 

読んでくださってありがとうございます❤️




第22回房仙会書展
期間:4月29日(金)~5月1日(日)
場所:東京銀座 鳩居堂画廊


年に一度の房仙会社中展です。 

会場にお越しいただきご覧いただけると嬉しいです。



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