思春期の揺れやすく、もろい心。
揺れながら、でも少しづつ積み上げて、芯を軸を作っていった。
竹のように強くしかし柔らかくしなる軸でありたい。
以下、抜粋。
「ねぇ、野間さん。烏飛兎走っていう言葉、ご存知ですか?
「烏が飛んで、ウサギが走るって書くんです。月日が早く過ぎていくことを意味するんですって。兎は月を、鴉は太陽を表すから、転じて月日。面白いですよね。同じような意味で、烏兎匆匆っていう言葉もあるそうです」
呪いの言葉というものは、それが発せられた瞬間、二人の人間を同時に縛る力をもっている。呪いをかけた者と、かけられた者と。ならばいっそ、呪いを成就させてしまえばいい。そうすれば、二人とも解放される・・・。
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