加納朋子「ガラスの麒麟」 | ヒメのブログ

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人生は面白いほどに展開する。

思春期の揺れやすく、もろい心。


揺れながら、でも少しづつ積み上げて、芯を軸を作っていった。

竹のように強くしかし柔らかくしなる軸でありたい。



以下、抜粋。


「ねぇ、野間さん。烏飛兎走っていう言葉、ご存知ですか?

「烏が飛んで、ウサギが走るって書くんです。月日が早く過ぎていくことを意味するんですって。兎は月を、鴉は太陽を表すから、転じて月日。面白いですよね。同じような意味で、烏兎匆匆っていう言葉もあるそうです」


呪いの言葉というものは、それが発せられた瞬間、二人の人間を同時に縛る力をもっている。呪いをかけた者と、かけられた者と。ならばいっそ、呪いを成就させてしまえばいい。そうすれば、二人とも解放される・・・。



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