落ち込んだ日が続きそのうち夜眠れなくなってきます。また同じ病棟の人は、重い軽いはありますが殆どが脳卒中患者で、今度は人を見て自分と比べるようになります。いいなぁ あの人ちゃんと歩けて、手も動くし うらやましいなぁ 自分もあんなふうになりたいなって心の底から思い、いい年して神様にお願いして見たりとさらに落ち込む日々が続きます。そして周りとかテレビとか色々な所で 疲れた、もうしんどい、やめたいとかそういうのを見たり聞いたりするだけで 手足なんの不自由なく動いてるのに贅沢ゆうなって どんどん卑屈になっていく。その頃になると、良くなる希望というものはなくて考えることは悪いことばかり 先の見えない何とも言えない不安と絶望感、孤独感 こんな体でこの先何ができる 何もできない 誰かの世話になって生きていかないといけない 死んだほうがマシなんじゃないかと そんな事ばかり考えていた。だから当然顔とか態度にも出てるわけで、看護師さんはいつも患者をよく観察してるからすぐわかったみたいで、ちょくちょく部屋を覗きにきてはなんか話したい事とかあったらいつでも聞くからねと気にしてくれ、本当に有難い事なんだけどその時は何も話す気にはなれず毎日が過ぎていってた これからどんどん身体が弱って動けなくなるとか、余命宣告をうけたわけでもな く、ただ左側が動かないだけで全く周りが見えなくなり自分だけが不幸のどん底にいると思ってた。