『悪友』の前に、私の東野圭吾氏の作品の中で一番好きなのは、
悪意 (講談社文庫)/東野 圭吾

¥660
Amazon.co.jp
この『悪意』です。

もし、この作品に対して感想文を書けと言われたら、ただただ、

”いや……、『悪意』です。”

としか言えません。

是非、読んだ方は感想を語らい合いましょうо(ж>▽<)y ☆



さてさて、



私は”どちらかというと”お酒が好きです。

そして、”どちらかというと”ビールが好きです。

また、”どちらかというと”毎日飲みたい派かもしれません。


比較的、お酒に弱い日本人ですが、我々日本に住む人々は『お酒の席』の重要視しており、大切なコミュニケーションの場でもあります。

しかし、ガーナでは”やれ誰それの送別会、歓迎会”、”やれ、新年会、忘年会”、”仕事帰りにひっかけますか?”なんていう習慣はない。

だから、職場の人と”呑む機会”といいのは日本よりは少ないと思う。



また、たとえ誘われてもなんとなく断っていた。

その理由は、

①その人物を信用できるか(無事に家まで送ってくれるのかとか)確信がなかった。

②ホストファザーや校長先生が、まるで私をティーンエイジャーのように心配してくれ、日が暮れてからの外出(日本人以外)にためらいがあった。

③ガーナ人と呑む事がそんなに楽しい事だと思わなかった。

④そもそも、男性と2人呑みに行く事で良からぬ事と言われるのではないか。



この任期終了を4ヶ月に控えた今、色んな事にやっとのこさ余裕が出来てきた。


そして、

「おい、マサコ! のみにいこうーぜ!」

なんて言っている男性教諭もただ、口調がきついだけで本当はいい人なんだとかが分かるようになってきた。




という訳で、ここ最近は学校の先生と飲みに行くようになった。


彼らはいい意味で男らしく、サクっと私のおかわりと頼んでくれるし、サクッとお会計も済ませてくれる。

そして、どんな会話をするのだろうと懸念してましたが、案外しゃべらない。
無論、「オレ、昔はさぁ。」なんて変な武勇伝など、一切登場せず、むしろ私が話す事にもなったりする。きっと、ガーナ人は普段からおしゃべりなので、いちいち呑みの席でベラベラ話す必要はないのではないかという私の勝手な想像。


ガーナで過ごして1年8ヶ月。



なんだ、こんな事なら彼らともっと呑めばよかった≧(´▽`)≦


とも思いますが、もしかしたらこの時期だからこそ心おきなく楽しめるのかもしれない。


今思えば、色んな事に余裕がなかった。

無論、授業の事。

そして、いちいちガーナ人を疑ってしまう事。


そうやって、ある程度の距離をガーナ人と置いてきた事を間違った事だとは思いません。

もちろん、最初から今のような人間関係が築けていればこの2年間はアホみたいに楽しかったのだろうと思う。


ですが、我々「青年海外協力隊」は”ポジティブシンキング”が大の得意であります。

こうやって、ガーナでもどうしようもない「呑み仲間」、”オレ、毎日呑み歩いてるぜっ!”てな人がいた事が分かっただけでも、結構ハッピーな事なんじゃないかと思っているのです。


だから、残りの任期にわりとビールを飲んでしまうかもしれないのは、


しょーがない≧(´▽`)≦