すっかり6月になりました。この「セントチャールズ」で授業をするのも数えられるくらいになってしまいました。

日本は梅雨でしょうか?

ガーナは雨期で、なんとなくすっきりした天気ではありませんが、気温が30度前後なので”過ごしやすい”とガーナ人は言います。

さて、私の「ラジオ出演」の件ですが、7月の中旬なのでまだ先です。
時間は夕方になるそうです。



本題に入ります。

「巨人•大鵬•卵焼き」とは昭和36年の流行語だそうで、当時の子供たちの好きなものを並べた言葉だそうです。ちなみに、当時の巨人軍には王•長島がいたり、”大鵬”は横綱ですね。
また、子供だけでなく大人もこの3つは大好きだったようです。

もちろん、当時の事はテレビなどで見るか、親の話を聞いただけで、自分で見たわけではありませんが、今のガーナはその当時の日本に似ているのではないかと、常々思っていました。

道端で外国人がいたら指を指したいし、なんたって憧れは”マイカー”、そんな感じです。


なので、その「巨人•大鵬•卵焼き」に変わるものはいったんなんだろう、とこの度考えてみたのです。


まず、好きな食べ物といえば、


ビスケット(≡^∇^≡)


私は口の中の水分が一気にもってかれそうで、あまり好きではありませんでしたが、ガーナ人は口を揃えて「ビスケットを買ってきて!」と言います。

しつこい程に言われるのでたまにウンザリしてしまいますが、旅行のあとなどに”お土産”としてビスケットを職員室においておくと、みんな嬉しそうに「ありがとう。」と言ってくれ、職場の人間関係の潤滑油としても最適でした。



そして、「3度のメシよりも…」という言葉があてはまりそうなくらいガーナ人の好きなものは…、


音楽音譜


先日も書いたように、「ボブ•マーリー」の命日にドンチャン騒ぎするくらいです。

タクシーの運ちゃんも、洗濯中のマダムもみんな音楽を聞いてます。

そして、音楽がなると勝手に体が動くDNAが彼らには組み込まれているらしく、学校のイベントなどで音楽がなるとみんな踊りだします。

そんなガーナで流行っている踊りは「アゾンド」というものです。踊りを説明する文章力は私にはありませんが、とにかく「アゾンド」という言葉を私が発しただけでも、生徒の目目は輝きます。



そして、彼らの夢中になっているスポーツは間違いなく「サッカー」です。

ガーナのナショナルチーム「ブラックスター」はもちろんの事、なぜかイギリスのチームの
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「チェルシー」のファンが多いのです。

その理由は、おそらく
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このガーナ出身のマイケル•エッシェンが在籍しているからだと思います。

しかし、我々日本人が松井やイチローのチームを応援するのの比ではありません。

詳しい事は分かりませんが、「チェルシー対バルセロナ」というビッグマッチでは、ワールドカップの決勝戦があったのかと思うくらいに町は盛り上がりました。

ある人は興奮しすぎて、心臓が飛び出るくらいに鼓動が早くなってしまい、このまま90分みたら命に関わるとの事で”あえて”観戦しなかったほどです。

もし、ガーナ人の彼氏がいたとして、

「仕事と私、どっちが大事なの?」

なんて下らない事を聞いても、日本人よりは情熱的なガーナ人男性は、

「君だよ( ̄▽+ ̄*)」

と答えてくれると思いますが、

「チェルシーの試合と私、どっちが大事?」という質問かかなり困らせる事になるでしょう。



以上のような理由で、今年の流行語in Ghanaは、

『チェルシー•アゾンド•ビスケット』に決定ですね。