今さらですが、出産しました
……9月の話です。
出産時はまだ暑かった…そこから季節は巡り再びの半袖シーズン到来もう5月!
高齢出産でしたが、ありがたいことに子は何の問題もなく健康にすくすく育っております
なにより嬉しくありがたいことです。
計画無痛分娩だったので、前日13時に来院。
夫が諸々事務手続きをして、いざ病室へ。
第一希望だった、夫も泊まれる部屋が空いていました
山王病院では部屋の希望は出せますが、当日空いていなかったら希望の部屋以外になる可能性もあると事前に説明を受けていました。
食事はとにかく豪華で美味しくて最高でした
初日はすき焼きでした。
銀のティーポットに入ったお紅茶も毎日
コンセントの位置が微妙に高いので、山王病院で出産される方は長めの充電コードを持っていった方がいいです◎
夫に追加で持ってきてもらいました。
さて、初日に話を戻します。なかなか寝付けなかったのですが、妊婦もOKな睡眠導入剤を使ってくれたので、その後はわりとすんなり眠れました。
翌朝、起こされて内診をした時はまだ寝ぼけていててぼ〜っとしていました。
なかなか子宮口開かないとか、色々想定していたのですが、順調そのものでした。
いかんせん高齢初産なので、
なにかあれば、子の安全を最優先に帝王切開に切り替えるご判断をお願いしていました。
主治医は、お子さんはもちろん、お母さんの安全も、両方を考えます。どちらも大事です。と優しく言ってくれました。
本人的には9割型帝王切開になるんだろうなぁくらいの気持ちでした
ただ、出来ることはしようと思って、早めに産休に入ったので、毎日の腹式呼吸と運動など、無理のない範囲で習慣化して備えました
腹式呼吸はもはや完璧でした
どのくらい腹式呼吸をしていたかというと、
①起床時
②朝食後
③午前のリラックスタイム
④昼食後
⑤午後のリラックスタイム
⑥夕食前
⑦夕食後
⑧入浴前
⑨入浴後
⑩就寝前
➕気付いたら、という感じで何回するのよ?ってくらいやってました
毎日トイレ掃除をすると綺麗な子が生まれる説。これ、あながち間違ってなくて、昔の日本の和式トイレを掃除するには下半身に適度な負荷がかかり、掃除にかかる時間(運動時間)も適切なんだろうなぁと思ったので、毎日掃除もしつつ、妊婦もOKな程よい運動を毎日コツコツ続けました。
これらが効果があったかどうかは分かりませんが、高齢初産でしたが、安産でした。
麻酔はもう、麻酔様々で、直前まで夫とスマホを見ながら和やかに会話ができるほどでした。
私は立ち会い出産嫌派だったのですが、出産が近づくに連れ考えが変わり、物凄く貴重な体験だし、これからふたりで手を携えて育てていくはじまりの瞬間を一緒に迎えたいと思うようになりました。
そして、夫に立ち会い出産してほしいと伝えました。
物凄く微妙な表情はしていましたが、すんなりOKの回答でした。
夫には立ち会い出産の際にどんなことをしてほしいのかを極力具体的に伝えました。
と、ここまでは物凄く順調だったのですが、すんなり上手くいかないのが私。
妊娠絡みは劣等生の極みであります
出産時の出血量が多く酷い貧血に苦しみました。
血小板が半分以下まで減っていて、それが原因だったのですが、色々調べましたがなぜ減ったかは分からずです。
入院中、ご飯は美味しくいただいていましたが、ぜんぜん貧血が改善しない
せっかく安産だったのに貧血のダメージから体力がぜんぜん回復しなくて、謎のアレルギーで鼻水はとまらないし、かなり衰弱していました。
インフルエンザとコロナの検査は陰性。鼻水の原因も不明
鼻水がとまらないので鼻にティッシュを突っ込んだ状態で授乳していました…聖母感ゼロ…
もう鼻が壊れちゃったんじゃないかくらい1週間ずっと鼻水がとまりませんでした
鼻詰まりのせいで夜も眠れないし大変でした。
退院後は実家に戻り、夫も私の実家で暮らしました…半年も。里帰り長過ぎ問題
と言っても自宅とはスープの冷めない距離。
実家では普段は客間として使用している離れのトイレ付きの部屋だったので、適度な距離が保てて夫も居心地よさそうでした。
毎朝旅館のような朝食が出る家なので、夫は喜んでいました
私が用意する朝食はフルーツグラノーラに牛乳かけて終わりなので、えらい違い
3人育てた母と2人育てた姉も同じ家にいるので、それはそれは手際よくお世話してくれて…
久しぶりとかぜんぜん関係なく私にはマイスターに見えました
実家にはいわゆる通いのお手伝いさんがいるのですが、彼女も3人の子の母!
プロに囲まれながら過ごしました。
夫は思ったよりもずっとお世話が上手で、貧血で弱っていてずっと横になっている私は、自分だけ何も出来ないもどかしさと情けなさで退院後すぐはだいぶ気持ちが沈みました
感謝しなければいけない状況なのですが、気持ちの沈みが大きく日に日に無気力になっていきました。
産後メンタルゆえでしょうか…
そして、追い討ちをかけるように、退院後1週間経たないうちに40度を超える高熱!!!
まさかの急性腎盂炎で緊急入院
まさにボロボロの産後
1ヵ月入院しました
退院後から少しずつお世話を開始しましたが、自分だけ下手くそで手際悪くてなんだか悲しかったです
私以外からお世話されている方が安定感があって心地良さそうで申し訳ない気持ちでした。
今はようやく自分のペースが整ってきました。
今では夫がこんなに出来るようになったから、よしとしようと思っています
年末年始はハワイで過ごすのが習慣の両親。
昨年は行かないと言っていたのだけれど(恐らく私が実家にいすわっているから)、コロナ明け久しぶりの機会、私が転がりこんでいるせいで中止にするのは避けたかったので予定通り行ってもらいました。その間、私は一度訪れてみたかった葉山の産後ケア施設に滞在しました。夫は湘南の実家で年末年始を過ごしました。
とにかく友だちが口々に最高と勧めてくるので、生涯最初で最後の経験かなと思ったので試してみました。感想は控えめに言って最高
お勧めです!!!
半年も里帰りした図々しい娘ですが、合間にお互いにリフレッシュできる機会を挟んだのは本当によかったと思いました。
母子ともに健康で退院できなかったけれど、
子が健康なことは本当に嬉しいことです。
ありがたゃ
産まれた時からまつエクを付けてるみたいにまつ毛くりんくりんでした。でも愛らしいおハゲちゃんです写真撮影の時はヘアバンドに助けられています。
弱りきっていてぜんぜんブログ更新できず、
こんな私のしがないブログでも気にかけてくださって優しいお声をかけてくださる方がいて本当に本当にありがたかったです
後で返信しようと思っていたのですが、メッセージは時間が経つと消えてしまう仕様のようで
ご返信できていない方、本当に申し訳ございません。
もっと詳細の出産レポとか色々考えていたのですが、全く何もできないまま…
出産当日にブログアップしている方とかすごすぎます!
すやすや寝ている娘の可愛い寝顔を見ていると、母、体力をつけねばと切に思います。
夫は娘を溺愛しまくりです。指1本でも写真を載せるなと言われているので、載せられません
ちなみに夫は実家の犬を何度か娘の名前で呼び間違えていました。バウ
犬は最初はなんだこの生き物は?という感じで恐る恐る探っていましたが、すごく優しく接してくれています。目を離したら危ない弱い生物だということが分かっているようです。犬って賢いですね。
犬にとっても環境が変わって大変だったと思うので、娘が寝ている間はおもいっきり可愛がって労っています。
本来、女の子は生後32〜33日目に実施するお宮参り。母(わたし)がポンコツでそれどころではなく、お食い初めのタイミングで実施しました。
親族に久しぶりに誕生した新しい命に両家が沸き立っています。
明るいニュースが届けられてよかったです
命懸けで頑張った甲斐がありました。
とにかくよく笑う娘、娘の笑顔がみんなを幸せいっぱいにしてくれます。
数々の奇跡を積み重ねて生まれてきてくれた娘。
可愛くて可愛くて、愛しくて愛しくて、尊くて尊くてしかたありません。生まれてきてくれて本当にありがとう
D3の診察でみた黒丸のころからすでに宝物でした。稽留流産を言い渡される覚悟をもってあがった内診台で力強く響かせてくれた心拍、今でも鮮明に覚えています。
受精した時から日々の成長を祈り見守っているので、すくすく育ってくれていることに感動しています
以前ブロ友さんが、コメントで「ベビーカーをおしなから散歩しているといつもの景色が輝いてみえる」と教えてくれました。
本当にその通りで、幸せを噛みしめています。
今年は、公園でピクニックシートを広げて家族全員でお花見することができました🌸
娘は家族のアイドルで写真撮られまくってました
そんな家族の姿にも嬉しさがこみあげました。
娘を出産してから私が一番多く発している言葉は確実に「ありがとう」です。何度も言っている。
母に美しい日本語をたくさん使わせてくれてありがとう
このホタテも毎年リピちょっと感動の美味しさです