2020年5月の記録です。
流産を経験するまで生理で悩んだことがなかったわたし。47日もあいて、ようやく待望の生理が訪れました
D3にWebでフラッパーゲートの初診入館予約をして、いざNAC軍へ入隊です!
初診はわたし1人で伺いました。
これまで何度も日本橋タワーは訪れたことがあるのでスムーズでした。コロナが落ち着いてテレワークが解除になったら、知り合いに遭遇しそうで嫌だなぁと思いつつ、日本橋駅B6改札から直結のエレベーターで7階へ向かいました。
【入館手順】
①入館予約した際にNACからQRコードが記載されたメールが届きます。日本橋タワー7階に設置されているモニターにQRコードをかざすとフラッパーゲートを通過するためにかざす紙が出力されます。
②フラッパーゲートに紙をかざすと、ゲートがオープンします。いちばん奥のゲートです。
③エレベーターで8階へ
④エレベーターを降りると8階に入居しているのはNACだけなので迷うことはありません。
NACに入るとすぐに体温測定を受けます。コロナ関連の質問等に答えると受付待合への入場が許可されます。
⑤初診の際は、そのまま受付へ。初診の旨伝えるとビルの利用方法や本日の流れなどが説明されます。(帰り際に診察券を渡され、2回目以降の受診について案内されるので安心してください。)
【初診に持参したもの】
①基礎体温表
以前通っていたクリニックは基礎体温の計測に否定的だったので持っていませんでした。
NACへの通院を決めてはじめて基礎体温計を購入しアプリをDLしました。普段はアプリで管理しているので、毎回受診前にサッと基礎体温表に記入しています。
②これまでの検査結果
検査機関が発行した1年以内のものを、わたしの分と主人の分持参しました。
NACでは院内発行の検査は使えないので注意が必要です。
③これまでの治療履歴
以前通っていた不妊治療クリニックへは不信感を持っており再び訪れるのは嫌だったので自分でまとめました。なるべく見やすくを心がけて作成し、A4サイズ2枚にまとめました。
大学病院への紹介状や産院への紹介状を見ていたので、(こんな程度なら)自分でも作れると思いました。笑
④問診票
DLして事前に記入しておきました。
【当日の流れ】
①診察
寺元先生からの問診です。
持参した治療履歴を渡し、説明しました。
寺「自分で作ったの?へー」
わ「はい。」
好感触でした。笑
寺「◯◯クリニックに通ってたんですね〜あそこ△△にあるのに何で病院名◻︎◻︎なんだろね〜」
あ…姫系のこざかしさを少しコバカにしている
まぁ、ありがちですよね。ここ成城というより祖師谷大蔵じゃ…てきな。屋号なら気持ちは分かります。笑
寺「前回妊娠時、心拍確認はできたの?」
わ「できていました。すべて順調に経過して、卒業してからの渓流流産でした。」
寺「染色体検査はした?」
わ「しました。検査結果を持参しています。(検査結果を渡しながら)結果は異常なしでしたが、女の子という結果だったので精度が低いのかもしれません。」
寺「そうなんですわ。この検査じゃ意味ない。うちでは何年か前にとっくにやめとる。うちはアメリカの検査機関にだして、母体の染色体を取り除いた上で検査しとる。」
やっぱりな…と思いました。あぁ前のクリニックには本当に不信感!!
寺「だんなさんの精液検査は受けたことある?」
わ「4回分の結果がこちらです。」(結果を渡す)
寺「う〜ん。これだけ見ると一見問題なさそうだけど分かりませんな。うちはもっともっと細かく見てるから。HPから予約して検査受けてください。」
わ「わかりました。」
寺「(事前に受付で渡していた基礎体温表を見ながら)基礎体温は今周期だけ乱れとりますな。まぁ47周期やったし、しゃぁないね。」
寺「HCGがちゃんと陰性化しているか今日検査していってください。外で待っとってください。」
わ「はい。」
ここまでは非常にスムーズでした。ただ、ここでわたしがいらん一言を言って怒らせてしまいます。
わ「今周期は採卵できそうでしょうか?」
寺「抗癌剤治療受けてたから今周期は無理ですな。」
帰休中に少しでも治療を進めたい気持ちから、ついまえのめりになってしまって…
わ「◯◯大学病院の医師からは今周期から採卵で問題ない、抗癌剤の影響はないと言われているのですが…」もじもじ
寺「そんなん◯◯大学病院の医者がやれって話しですわ。わたしはとてもじゃなくても恐くてできない。無責任な医者だ。」
わ「申し訳ございませんでした。こちらでお願いしたいと思っています。今周期は検査周期ということですね?」
寺「そうですよ〜」
先生のテンションは元に戻っていました。
わ「承知しました。よろしくお願いいたします。」
わたしが怒らせてしまったのは今のところこの1回だけですが、他の方のブログを見ていても、寺元先生が怒るポイントは他院の無責任な医師に対して、ミスをしたスタッフに対してというイメージです。プロ意識が高いのだと思います。
お任せすると決めた以上、もういらんことを言うのはやめようと反省しました。
②採血
今周期は採卵はできないので寺元先生から指示のあったHCGだけの検査です。内診の前にトイレに行くように言われました。
③処置室
これまでの検査結果を渡します。もうすぐ有効期限が切れるものなど過不足項目の確認をし、採卵周期ではどの項目を追加採血するかの確認をしました。
こちらでも内診前のトイレを促されました。
④内診
NACでのトイレの厳しさは有名なので何度もしっかりトイレに行って備えました。
噂には聞いていましたが、これまで体験したことのない内診台でした。初診の際は看護師さんがテキパキ教えてくれるので問題ありません。
内診時の寺元先生の独り言は有名です。笑
寺「内診ですよ〜」
寺「3日目にしては…」
寺「1.2.3.4…」
寺「見えにくいな〜」
ここでぎゅーっとお腹を押されます。なかなかの圧です。痛い
無事内診が終わりました。
⑤診察
寺「3日目にしては残留物が多いんですわ〜」
寺「HCG0.2 これはほぼ0ね」
寺「次回は10日目◯日に来てください」
瞬殺でした
前回周期は経血量が異常に少なく、今回も少なめの自覚がありました。意識して排出に心がけたいと思います。経血の排出については日本ではあまりメジャーではありませんがアメリカでは広く知られていました。以前アメリカで暮らしていた時に聞いたことがあったので家に帰ってアメリカのサイトを熟読しました。
⑥会計
この病院のシステムや成功報酬制度、再診受付の方法、精液検査などについてひと通り説明を受けました。
OJT中のようで隣に(怖そうな…もとい、しっかりなさってそうな)先輩が付いていました。確かにもじもじずっと紙を見ながらの分かりにくい説明ではあったのですが、ちょっと質問したら、すかさず先輩が「なんか聞いてるよ!」とピシャリ。怖い…。要領を得ない回答がきたと思った瞬間、新人さんが喋っているのにかぶせて回答してきました。確かに解決したけど、怖いなぁと思いながらお礼を言ってお支払いをして帰ってきました。
【滞在時間・支払額】
11:15〜14:28
7,414円
以上、わたしの初診(入隊)体験記でした。