遠峰あこぷれみあむナイト8@あさくさ劇亭(2020年11月28日 昼の部14時半開演)

 
第1部

1・ワルツ(映画『他人の顔』劇中歌)

2・勝者としてのペガサス

3・三人の船乗り(フランス・ブルターニュ民謡)

4・遠くへ行きたい(作詞・永六輔)

5・ラブレター(朗読)

6・たましいのくらやみ

(休憩)

第2部

7・ダンチョネ節(神奈川県民謡)

8・クレオパトラの涙

9・靴が一足あったなら

10・ひでこ節(秋田民謡)

11・黒の舟唄

12・三月のうた

13・こきりこ節(富山民謡・アンコール)

 

まさかこんな年、こんな世の中になるとは誰も思っていなかったこの1年。仕事、家庭、プライベート。地球上にいる殆どの人が何らかの形でコロナの影響を受けたはず。我らがアコーディオンの歌姫・遠峰あこさんも例外ではなく。って「我らが」書いときながら、あこさんのライブ観るの今年初めてだ。どうもすみません。

緊急事態宣言中は、1週間のうち10分しか外出しなかったというあこさん。自宅に閉じ籠もるうち「私なんか必要ない人間なんじゃなかろうか?」などと思いはじめたそうで。何を仰るやら、あこさんが不要なら私なぞ害毒ですわ。

あこさんは自身がミュージシャンになってから (芸人じゃないんだよ一応) 、音楽を聴くことがまるで無くなったそう。けれど緊急事態宣言の巣籠もり中、久しぶりに音楽をじっくり聴いたとか。音楽は想い出のしおりなんて誰かが言ってたけれど、あこさんも色んな曲を聴いているうちに「あんなことがあったなぁ」などと様々なことを思い出して、前向きになれたそうだ。
 

今こそ歌うべきと披露した『遠くへ行きたい』の作詞は、私的には「浅田飴」の永六輔先生。モロ師岡作詞・遠峰あこ作曲の迷曲『ボクかっぱ巻き』がCD化の折りには、永六輔先生が「帯にボクが推薦文書いてあげるよ」と言われていたそうで。早くCD化すべきだったねェ。

初めて聴いた新曲「たましいのくらやみ」は、森羅万象宇宙の広がりを感じられる名曲。今回はピアニスト小倉まこさんの伴奏も加わって、全ての楽曲の奥行きと楽しいさが増している。
 

私は今年9月に帰省しようとしたのだが、ここ数年ウチの母が何度か入院しており、お医者様から感染症だけは避けるようにと念を押されているため、この時もコロナがまだ十分に落ちついていおらず結局帰省を諦めることになった。

さらにいえばこのライブ当日から3日間、富山から両親が上京する予定だったのが、コロナ感染拡大を受けて中止になった。東京に住む私の弟夫婦の子供2人が七五三&1歳のお祝いで、両親も上京をさぞ楽しみにしていたはずだ。

私だって両親弟夫婦と久々に会えることを楽しみにしていた。それより富山へ帰れるのは一体いつになるのか?日々の暮らしで望郷の念が募っていた中、アンコールの『こきりこ節』で思わず涙。あこさんまこさん本当にありがとう。

 
感染防止で演者お二方のお見送りは無し。代わりに会場配布のフライヤー全てにサイン入り。やはりあこさんは月に1度は生歌で聴きたいなと、しみじみ思わされました。遠峰あこ最高!