朝、アニメ『ワンピース』を見ようとテレビをつけてみたら今日は放送お休みで、東京マラソンの中継をやっていた。(´Д`)=3



10時過ぎ外出。新文芸坐へ。

小沢昭一さん追悼特集9日目。

本日は小沢さんと早稲田大学時代に演劇仲間だった盟友・今村昌平監督作品の2本立て。両作品共、昨年の今平特集の際に観ている。

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だからラピュタ阿佐ヶ谷へ行こうかな?とも思ったのだが、結局此方をチョイス。出勤時間に合わせ、2本目からの鑑賞だったが、客入り上々で最終的には満席に…。




『「エロ事師たち」より 人類学入門』1966/日活/シネスコ/白黒/128分)

ブルーフィルム製作などエロ事師の仕事と生活を描いた原作を今村が小沢に推薦。「主人公は小学校の校長先生のような感じで」という今村の注文に応え各演技賞を独占した小沢の代表作。題名の人類学は小沢のアイデアという。キネ旬2位、男優賞。毎日映コン男優主演賞。

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ブルーフィルム(8㎜成人映画)やリアルなダッチワイフの製作に情熱を燃やす、ソフトオンデマンドでオリエント工業な小沢昭一!ww

……って、たしか去年の日記にも同じようなこと書いた気が…(汗)

この作品、嫌いじゃないんだけど、何回観ても自分にはハマらないというか、よく分かりません(汗)



『果しなき欲望』(1958/日活/シネスコ/白黒/100分)

ある軍医が埋めたという時価6000万円のモルヒネ。大雨の中、渡辺美佐子が見せる表情(悪女!)など、個性派役者が演技をぶつけあい、欲望剥き出しの人間が蠢く様が超絶に面白い。早大時代に演劇仲間だった盟友・今村映画の常連である小沢が一番好きな作品と語っている。

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戦時中、ある中尉が3人の部下に手伝わせて密かに埋めた大量のモルヒネ。終戦後、ほとぼりがさめたら掘りに来て我々で山分けしようと約束。しかし約束の日に集合してみれば何故か1人多い。そして中尉ではなく、10年前に死んだ中尉の娘だと言う女が現れ……。


『エロ事師』と違い、万人向けで誰にでもオススメの映画。小沢さんが一番好きだと言うのも納得。

それにしても、小沢さんが演じる教師の笑い方や飯のクチャクチャ音は、加藤武さんじゃなくても誰だって生理的にムカつくよな(笑)




終映後、仕事へ。

職場で、助っ人仕事人T氏から

「今朝職場へ来てみたら、仕事が凄く片付いていたんですけど、昨日そんなに暇だったんですか?」

と言われる。暇どころか休憩も取ってねえよ!テメエらがやらねえから先手打ったんだよ!(・Д・)




夜遅く、仕事終了。近くでガンダーが冷凍ガスを吐いているんじゃないかと思うほど、今夜は寒い。


椎名町駅前の立ち食いそば屋「南天」で、肉そばダブルを食べる。

みやび雅也の出直し日記

今夜は冗談抜きで本当に寒いので、温かい蕎麦が格別に美味い(泣)