新文芸坐へ。本日は松本清張原作の映画2本立てを観る。ちなみに初回上映はスルーして2本目の『眼の壁』から鑑賞。


『眼の壁』(1958/東宝)

山中で自殺死体が発見される。生前ある会社の会計課長だった男はパクり屋グループの詐欺にあい、手形を奪われていたのだ。部下の青年が追う一味の実態、やり口とは?ミステリーの興趣とともに社会に巣食う組織犯罪への怒り、弱者への視線が松本清張らしさを醸し出す。

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意味ありげなシーンや台詞が最後で一つに繋がるのが気持ち良い。それにしても佐田啓二さん演じる主人公、サラリーマンには見えないなぁ。


『点と線』(1958/東映)

汚職事件をめぐり、小官僚が罪を押し付けられるという社会構造を描いた原作(昭和32~33にかけて雑誌『旅』に連載)は社会派という新しいジャンルを確立し、日本の推理小説の流れを大きく変えた。北海道と九州をまたぐアリバイ崩しと4分間のトリックが見どころ。

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飛行機を使ったアリバイ工作っていうのが時代だなぁ。今ではこんなのトリックでも何でもないよ。


終映後、遅めの昼食。一休みしてから時間どおりに仕事へ。すると

「みやびさん早く来ると思ったんで仕事進んでません」

だと。何だその理由になってない理由は?オメエらの思考回路は松本清張よりミステリーだよ!