ナオキは
会話のテンポと間の取り方がうまい

怪しいし
わけわかんないし
私の質問をスルーするし
私の名字すら覚えないし
だから
もうやめようって心に誓うんだよ。
次に
きたときは冷たくしてやろうって。
それなのに
電話の第一声が肩すかしをくらわせられるような言葉で
思わず私は笑ってしまってるのだ

♂『昨日、夜のメールできなくてごめんね』
♀『なんで出来なかったの?』
♂『めんどくさかったから』
♀『……
あのさぁ、ほんとにめんどくさくても、それはあえていわないべ?』
♂『あっ、俺、めんどくさいこと多いから、それに慣れて(笑)』
♀『慣れないし
』ってな感じで
ラブラブな会話もなく
♂『じゃ、仕事もどるわ』
とさっさと切るのである。
でも
そのあと
『めんどくさいけど好きだからメールした
』って届くわけだよ。
かわいいなぁって思っちゃうぢゃん

騙されてもいいから
そばにいたいとかおもっちゃうぢゃん

やっぱり…
ダメだ。
好きだわ…
