今日は
息子の卒業式だ桜


昨日の夜

ヤツから電話がかかってきた。

『有我からメールきたよ』

『えっ!?
なんだって!?


『明日は卒業式だから。
ありがとう。って』



へぇ、
そうなんだぁ…。



息子は高校を一度変わっている。

野球をやりたくて高校に入ったが
先輩とぶつかり
野球部をやめた。

目標を失った息子は
遊びまわっていても
楽しそうではなかった。


自分で
転入制度があると調べてきた息子は
受けてみたいと私に相談した。


もちろん息子には元気に楽しく高校生活を送ってほしい。


でも
また制服や教科書、いろいろな教材や体操着…

すべて買い直しになる。

手続きだって大変だ。



そんなときに
背中を押してくれたのがヤツだった。


野球部の一式も新しく買ってくれたのもヤツだった。

ヤツもずっと野球をやっていて
やりたいのに野球を出来ない気持ちの辛さはよくわかるからって。



ヤツは
息子のホントの父親ではない。


私の2番目のもと旦那だから。

でも
息子には本当によくしてもらっている。

ホントの父親以上に…。



『明日、茂樹は卒業式こないんでしょ!?
オレ的には来てほしかったんだけどなぁ』


と朝、息子がいっていたのを
キュンとした気持ちで聞いていた。


ホントは一緒に行くはずだったのに…

ごめんね。



だから

きっと

息子はヤツに卒業式前にメールを送ったんだろう。


息子に

『メール送ったんだって!?
なんておくったの?』


って聞いたら


『茂樹のおかげで楽しい学校生活送れた。転校させてくれてありがとう…みたいなぁあせる

と照れながらいった。


そのメールを受け取ったから
電話をしてきたんだろう。


『有我からメールきた。
卒業式行きたかったけど…
今の状態で行くことは出来ないよ、オレ。
まず、ちゃんと返済して区切りつけてからじゃないと…』


『でも有我は来て欲しかったみたいだよ。
卒業式は最後だよ。
一回しかないんだよ』


『う…ん、そうだけど…。
ちゃんとお前が卒業式、目に焼きつけてきなよ』


って。


3年間
いろいろあったから…

3人にしか分からない悩んでたときがあるから…

親子で分からなくなり
親子でワンワン泣いていた夜もすぐに飛んできてくれたり


親子で分からなくなり
ケンカしたときも
仕事を中断してきてくれて
なだめてくれたり。


有我が野球をあきらめて
バスケ部に入ろうとしたときも
野球用品店に連れていき
野球をやりたい気持ちを
再確認させてくれたり。


野球の大会は
仕事を休んで応援に来てくれたり。


卒業できないかもしれないってときも
いつも心配してくれたり。


だから

ふたりで卒業式にいって
お祝いしたかった。

有我の友達との
楽しそうな姿をみて
喜びたかった。

卒業の感動の瞬間を共有したかった。


泣いてる有我をみて
私も泣く…そんな親子のその隣で笑ってみていてほしかった。



残念だよしょぼん

ホントに。



これから
制服姿最後の有我を送り出して

私も久々のスーツを着る支度しなきゃ。




どうか
有我にとって忘れられないような

素敵な素敵な卒業式に
なりますように学校クローバー