慶治くん | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


レモネードスタンドを開催されたお母さん。



レモネードスタンドを実現するに至るまでのインタビューが、



先日、東海地方で放送されていたそうです。



お母さんの想いがとても伝わるのと、



可愛い可愛い、がんばりやさんのお友達の映像もあるので、



よかったら、ご覧ください。



その可愛い可愛いお友達は、「慶治くん(けいじ)」と言います。



そして、本日、6月12日は、



慶治くんの命日でもあります。



だからこそ、昨日、レモネードスタンドを実現してほしかったし、



みんなで絶対会いに行きたかったのです。



小児がんの子どもたちは、



「かわいそう」



じゃなくて、



「がんばっている」



子どもを亡くした母親は



「かわいそう」



じゃなくて、



「それでも前を向いて必死にがんばっている」



「かわいそうなママ」というイメージを持ってほしくない。



もちろん、子どもを亡くす事というのは、



残酷で、これ以上にない悲しみかもしれません。



だけど、我が子が病気になったこと、



旅立ったことに、



なんの意味があるのか?と、その答えを探しながら、



時々、逃げ出したくなるときもあるし、



泣いてる日もたくさんあるけれど、



なんとか、感情を誤魔化しながら、



踏ん張っているんです。



そして、たくさんの方に小児がんを知ってもらい、



理解を深めていってほしいと願っています。



小児がんが治る日が来ることも。