2022年ご挨拶 | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


もう、2022年も終わろうとしていますね。



若い頃は、年末年始は、忘年会やカウントダウンや初詣など、



盛り上がるイベントがたくさんあって、



この時期はとてもわくわくしていましたが、



ここ数年は、普段の普通の一日で、何一つとして変わらない、



むしろ、変わった事は起きないでほしい。



平穏に過ごしたい。



と、思うようになり、



新年の挨拶や、そのような雰囲気に煩わしさを感じたりもするようになりました。



年賀状も娘が病気を患ってから辞めました。



この一年振り返ってみると、楽しい事もあれば、



悲しい事もたくさんありました。



大好きなお友達とのお別れも、悔しいぐらいたくさんありました。



やっぱり思い出されるのは、悲しい思い出が多く、



正直、辛い一年でした。



だけど、楽しい事をする。娘のしたい事をする。



と、決めて、目の前にある時間を大切に、



一年を全うした気がします。



娘が治療を頑張ってくれたおかげで、



周りのお友達の支えのおかげで、



たくさん楽しい思い出もできました。



大好きなアマリザくんにも会えました。



本当にがんばったね。



がんばってばかりだったね。



がんばってくれてありがとう。



記事の内容が現在に追いつかないままなのですが、



色々ありました。娘は今もがんばっています。



一つの目標に掲げていた、



「お家で一緒にお正月を迎える。」



というのが、このまま何も起こらなければ、達成できそうです。



読んで下さっている方の中には、病院で新年を迎える方もいらっしゃるかと思います。



娘のお友達にも、そんな子がたくさんいます。



どうか、みんなが、何事もなく、穏やかに過ごせますように。



いつも応援して下さる皆様。



ありがとうございます。



感謝の気持ちでいっぱいです。



どうぞ、よいお年をお迎えください。



2022年12月31日