ディズニーランド | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


2022年4月


ディズニーランド当日。




前日の大雨のお天気とは、うってかわって、




空は快晴でした。




朝食をホテルのブュッフェで軽く済ませ、




メイク・ア・ウィッシュの担当の方とロビーで待ち合わせをし、




ディズニーリゾートラインへ乗りました。






娘は、初めてのディズニーランドに目をキラキラさせていました。





念の為、車椅子を手配してもらい、





ガイドブックでチェックしていたリゾートラインの形をしたポップコーンバケツを買い、





一番乗りたかった「美女と野獣」へ行きました。



娘も私も、ディズニープリンセスの中で、





美女と野獣のベルが一番好きなので、親子で感動していました。





その次に、二番目に乗りたかった「ベイマックス」へ。





美女と野獣の雰囲気と異なり、





こちらはノリノリで少し激しめのアトラクションでしたが、





娘はめちゃくちゃ楽しそうにしていました。





あとは、順番通りに回って、お昼ご飯は娘の希望で、





不思議の国のアリスの「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」へ。





腹ごしらえをし、「プーさんのハニーハント」、「ビッグサンダーマウンテン」、「ピーターパン」、「ホーンテッドマンション」、「カリブの海賊」などなど、





ほとんどのアトラクションに乗る事ができました。





メイク・ア・ウィッシュの担当の方から、





『もう1回乗りたいものはありますか?』と、聞かれました。





娘は、『美女と野獣とベイマックス!』





と、答え、その2つをもう一度乗りました。





約束の時間まで残り1時間になったところで、お土産を買い、





ディズニーランドをあとにし、ホテルに戻りました。




時々、車椅子に乗っていましたが、





しっかりと自分の足で歩いていました。





娘は、ベイマックスが一番良かったそうです。





夢の時間もあっという間でしたが、





気候も良く、お天気にも恵まれ、そこまで混んでなく、体調を崩す事もなく、





娘の為に、こんな素晴らしい夢のお手伝いをして頂いた、





メイク・ア・ウィッシュの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。





本当にありがとうございました。