白血球上昇とその原因 | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


2021年12月



翌日の採血では、


AST    183
ALT     397
LD      236
Dダイマー   8.60
FDP    11.9



と、まだ高いですが、昨日よりはかなり下がってくれました。





4回目のユニツキシンは投薬中止と本決まりになり、





引き続き、強ミノとオルガランと抗生剤で様子を見る事になりました。





徐々に落ち着いてきたところ、





次は、白血球の動きが気になり出しました。





9.4→13.1→16.1→22.2→23.6→26.4





熱もなく、グランも何も入れていないのに、





3万近くまで上がり出しました。





担当医に、何かおかしい。と、訴え、





調べてもらうと、





白血球の中身に、好酸球が多く占めている事がわかりました。





好酸球増多をきたす原因の一つに、アレルギー疾患があり、





一概には言えないけど、新薬によるアレルギー反応なのかもしれない。





と言われました。





そして、白血球最高値を叩き出した夜中、





就寝時、足をやたら掻いているなぁと思い、





見てみると、足と手の指に、けっこうな数の蕁麻疹が出てきてました。





夜勤さんに相談し、ネオレスタール(抗ヒスタミン剤)を入れてもらい、





足を冷やしながら、朝まで様子を見る事になりました。





翌朝、蕁麻疹は少し落ち着いていました。





薬剤師さんにこの事を伝えると、すぐ調べてくれて、




『ユニツキシン投与1週間後に、蕁麻疹発症という報告が数件上がっています。





もしかしたら、娘さんもこれと同じような事なのかもしれません。』




と。




娘も蕁麻疹が発症したのは、ユニツキシン投与1週間後ぐらいで、





その間、白血球(好酸球)が増えていたし、





ユニツキシンによるアレルギーなのかな。と自分の中で解釈しました。





その後は、肝臓、血液凝固、白血球の数値は全て落ち着きました。





個人差はあると思いますが、





新薬なだけに、初回娘は色々と心配な事がありました。