2020年11月
大阪の病院への入院当日、
入院はお昼からだったので、
娘はギリギリまで学校に行きたいと言い、
午前のみ登校させる事にしました。
この姿を次はいつ見れるのかな…
この日常が明日からなくなるんだ…
学校には、生徒が何百人もいるのに
なんで娘なんだろう…
またこんな悔しい思いになってしまいました。
お迎えの時間になり、校長先生が、
『良かったら教室まで入って下さい。』
と、言って下さり、
授業の様子を少し見る事ができました。
ちょうど、娘が手を挙げて、発表していました。
頑張ってるなぁ。
大好きだった学校に行けなくなる事、悲しいだろうなぁ。
と、色々な思いが溢れ、
涙を堪えるのが大変でした。
そして、クラスのみんなから
『いってらっしゃい!!』
と、見送ってもらいました。
担任の先生も泣くのを必死で我慢しているようでした。
絶対また、ここに戻ってくる。
と、思いました。
病院へ着き、娘も気持ちを切り替えたのか、
わりとすぐに病院の環境に馴染んでいました。
こどもの適応力は本当に素晴らしいです。
私の方がこの現実を受け入れないでいました。