帰国前に病院へ | 神経芽腫の娘のこと

神経芽腫の娘のこと

2017年12月3歳9ヶ月、小児がん神経芽腫と診断され、再発を繰り返しながらも懸命に生きた証、治療や娘との大切な時間をどう過ごしたか、それからの事、子どもを亡くした母親の気持ちを綴っています。2023年2月14日永眠。アメンバー申請の際は自己紹介メッセージをお願いします


2019年12月



帰国の2日前。






本来、予定には無かった採血を、






帰国の前に最後、念のためしておこうと言われ、病院へ向かいました。






血球がやや低いから、帰国したらすぐにフォローしてもらって下さい。






あと、この治験薬の副作用として、甲状腺ホルモンの低下もみられるので、






内分泌の検査もしてもらっておいて下さい。






と、説明を受け、






これで本当にアメリカでの治験が終了しました。






お世話になった方々とお別れの挨拶をしました。






CRCの方からは、






『日本に戻っても、時々娘さんの状況や写真をメールで送って下さい!』






と、言われて嬉しかったです。






どんな場面でも、お世話になった人とのお別れは寂しいものです。






大変、お世話になりました。






またいつかどこかで会えるといいな。






約3ヶ月半にわたる、アメリカでの生活も終わりに近づいてきたなぁと、感慨深く思いました。






ホテルに戻ると驚愕する事故が起きていたのです…


つづく