30代半ば、夫、娘2人の4人暮らしですニコニコ


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4歳が近づくにつれて、


子どもの要求が増えてきて、甘えも、癇癪も、主張も、どんどん強くなってきたと感じてきた頃のこと。


今までの対応では、うまくいかなくなっていました。


言い聞かせても通じない。

なだめても強く主張し続ける。

こだわりが強い。


時間がなくて、気持ちにも余裕がなく。


次々に要求してくる娘に対して、  


「忙しいからあとで」

「もうたくさんやったからいいでしょ」

「また今度ね」


と、言ってしまっていました。



でも、娘はさらに泣くだけ。

その姿を見ながら、違和感が残りました。



「これで本当にいいのかな」

「この子なりに、何か思いがあるんじゃないか」


思えば、幼い頃の自分もそうでした。


もっと話を聞いてほしかった。

もっと受け止めてほしかった。



それなのに私は、同じことを娘にしてしまっている気がしたんです。


「何かが違う。」


そんなときにSNSで流れてきて、出会ったのが、佐々木正美先生の『子どもへのまなざし』でした。






『子どもへのまなざし』はどんな本? 


この本は、児童精神科医・佐々木正美先生が、臨床経験から書かれた、長く読み継がれている育児書です。


この本の中心にあるのは、


・子どもが「自分は愛されている」と感じる信頼感を育てることの大切さ


・乳幼児期に育つ信頼感は一生の土台になる


・まずは十分に受け入れること、しつけはそのあとでよい


とてもシンプルで、一貫した主張です。



心に残った言葉「幼児期は基礎工事」 


特に印象に残ったのは、こんな例えです。


幼児期は、建物でいう「基礎工事」のようなもの。


家具や内装はあとからいくらでも変えられるけれど、基礎はやり直すことができない。



家具は「素敵ですね」と褒められるけれど、

基礎工事は床をめくらない限り、誰にも見えません。そこに関心を持つ人もいません。


それでも、建物を支えているのは基礎です。



しかも、この基礎工事、期間限定なのです。



佐々木先生はこのような趣旨の事をおっしゃいます。


30歳になって大学に入り直すことはできるけれど、


10歳になってから保育園に戻ることはできない。30歳になって戻ることは絶対にできませんと。


この話を読んだとき、

「今私のしている育児は、重要な意味のあることなのかもしれない」と初めて思えました。



「まずは受け入れる」が先だった 


この本の中で、何度も出てくるのが


「まずは十分に受け入れること」という考え方です。


子どもの心を愛情で満たすこと。



しつけや教育はその後から。

その上でしか機能しない。



そして、こんな一文もありました。



"子どもの望んだとおりに、あれこれ満足させてあげるということは、過保護になって、しつけをしそこなってしまうという人が、まだたくさんいます。過保護は子どもの依頼心を大きくして、自立のさまたげになると思っている人が、意外に多いと思います。みなさんのなかにも、いらっしゃるかもしれません。しかし、過保護で子どもを、本当に育てそこなったという事例を、私はみたことがありません。"



私はどこかで、


「子どもを甘やかしたらダメだ」「きちんと自立できるようにさせるのが親の役目だ」と思っていました。


だから、



頑張ってほしい

早くできるようにさせなきゃ


と、焦っていたんだと思います。


でも本当は、順番が逆だったのかもしれません。



育児は「種まき」だと思えた 


この本を読んで、


育児は種まきなのではないかと思いました。


すぐに結果が見えるものではなく、

ゆっくり時間をかけて育っていくもの。


今の時代は、すぐに成果が見えることが求められます。

だから私も、焦っていたんです。


でも、花が開くのはもう少し先のこと。


それまで焦らず、期待せず、十分に愛情をかけてお世話をしながら待つのが親の役目だと思いました。


そう思えたとき、肩の力が抜けました。



親の心も癒される一冊 


この本は、子どものための本でありながら、

読んでいる親の心も癒してくれます。


さすが児童精神科医の先生だなと思うほど、

言葉がやわらかくて、安心感があります。

言葉にとても説得力があるのです。


主張はとても一貫していながら、批判的な言葉や押し付けがましさはありません。


静かに「こうしたらいいのですよ」と諭してもらっている感覚で言葉が腑に落ち、

読み終えたあと、私たち親も満たされる感覚に包まれるのです。


文章を読んでいると自然と自分の話も聴いてもらっている感覚になります。


本当に素晴らしい本です。


まず、満たすこと


この本を読んでから、

育児に対する見方が少し変わりました。


今の関わりはきっと、娘の土台になっていく。


そう思えるようになったことで、

子育てに誇りを持てるようになりました。


もし、育児に迷うことがあったら、

一度手に取ってみてほしい一冊です。

 



 

 






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