※当記事は人種差別を助長するものではありません。

 

 

 

 

人類学や歴史学、生物学等でよく議論の的になるのが、なぜ欧米ばかり発展して、日本を除くアジアやアフリカは発展が遅いのかという議題。

 

 

 

以前は、その理由は欧米人はアジア・アフリカ系に比べて遺伝子レベルで優秀だからだと言われていたが、少し前に話題になったジャレド・ダイアモンド氏の『銃・病原菌・鉄』には、西欧人もアジア・アフリカ系も遺伝子に差があるわけではなく、ヨーロッパでは鉄を用いて銃を早くから製造していたため偶然有利だった。逆にアフリカなどは土地が農業に適していないため、発展が遅れたといった旨の内容が書かれている。

 

 

 

 

これを読んだ時にはなるほどと感じたが、現代を見渡しても、つまり農業や軍のみがその国の経済力に直結する時代ではない現在でも、後進国を発展させるには結局のところ西欧の資本を導入しなければいけない。

 

 

 

 

 

中国がこれだけ発展できたのも、世界の工場を目指して欧米や日本企業の製造工場を誘致しまくった結果だし、東南アジアやインドも、本人たちにとっては不本意ではあろうが、先進国が投資をすることで発展機運が高まっている。

 

 

 

 

 

人種差別的観点からではなく事実をそのまま考察した結果だが、僕はやはり欧米人はアジア・アフリカ系に比べて遺伝子レベルで優秀なのではないかと考えている。

 

 

 

 

 

その理由は2つあり、1つは先に記載した通り、技術革新のほとんどは欧米から生まれるという点だ。技術革新=イノベーションとは、既存の価値観を完全に破壊し、全く新しいものを作り出す点において、ある意味誰にでもチャンスがある。

 

 

 

従って、本来であればそれらは先進国から生まれる必要はない。イノベーションを起こすことができるアイデアさえ持っていれば、あとはそれを投資家に売り込めば無一文でも、貧乏家庭の生まれでもアフリカの最貧国生まれでも関係ない。

 

 

 

 

しかしながら蒸気機関車や自動車、原子爆弾、コンピューター、インターネット、スマホ...僕たちの生活や価値観を変えたありとあらゆるモノの発祥の地は欧米だ。

 

 

 

先に言った通り、今あるものを無尽蔵に製造するのに有利なのは、資本や資源をたくさん持っている国だ。それは先進国が得意とするものであり、アジア・アフリカは不利かもしれないが、イノベーションは既存の価値観が通用しないため、今資本を持っていなくてもアイデアが優れていれば誰にでもチャンスがある。

 

 

 

ちなみにテスラCEOのイーロンマスクは南アフリカ共和国出身だ。当時のアフリカはアパルトヘイト政策が横行しており、それにより彼はカナダ経由でアメリカに渡ったが、もし彼がそのままアフリカで暮らしていればテスラはアフリカの企業になっていたかもしれない。

 

 

 

 

そうは言ってもイノベーションのほとんどが、結局のところ欧米が発祥となっている点はやはり欧米人が遺伝子レベルで優秀なのではという疑問を抱かざるを得ない。

 

 

 

「いや、欧米はアフリカに比べてたまたま起業しやすい風土やインフラが整っているから、アジア・アフリカ系はアイデアを持っていたとしてもアメリカに渡るしかない訳で、イノベーション自体は多くの人種から生み出されているのでは?」と思う方もいるかもしれないが、経済発展、つまり人類がより長きに渡って繁栄できるような環境を構築しようという気がなく、いつまでも宗教争いや古い習慣等で時間と労力を無駄にしていても何も感じないという時点で、確かに個体で見れば優秀な人間もいるかもしれないが種族全体で見れば劣っていると思われても仕方ない。

 

 

 

 

 

 

2つ目の理由は、こちらの方がイメージが湧きやすいかもしれないが、人間がアジア・アフリカ系、欧米系のどちらの見た目により惹かれるかという点だ。

 

 

一般的に、アジア系の細くて黒い目、黒髪、凹凸のない顔面(テルマエ・ロマエ風に言えば「平たい顔族」)を持つ人と、欧米系のブルーの目、色素の薄い髪、大きな二重、高い鼻と深い目の堀を持つ人の写真を比べて、正直どちらの方がイケメン、もしくは美しいと思うかといえば、基本的に後者だと思う。

 

 

 

人間が他人の見た目に惹かれる場合、生物学的には、遺伝子レベルで優秀であるかどうかで判断している。

 

 

生存確率が高い子孫を残すため、人は無意識に相手の見た目でその人の遺伝子レベルが高いかどうかを判断する機能が本能的に備わっている。

胸が大きい、背が高いなど、相手の見た目を判断する要素は、突き詰めると遺伝子レベルで相手が優秀かを判断するバロメーターである。

 

 

 

そのような判断基準を持っている人間という生物のほとんどが、欧米人の見た目に本能的に惹かれる理由は、彼らの方が遺伝子レベルで優れているからではないだろうか。

 

 

 

 

 

じゃあアジア・アフリカ系の人間を根絶やしにすればいいと言うのかと聞かれればもちろんそんなことを思っている訳ではなく、あくまでも歴史と人間の嗜好の観点からの僕の個人的な意見であるが、要は何が言いたいのかというと、種族には得意不得意があるということだ。

 

 

例えば先で見た通りものづくりや経済発展、イノベーションに関しては、どうしてもアジア・アフリカ系の人間より欧米系の方が優れている。これはもう仕方ないことなので、特に途上国は自国の企業が衰退することを恐れて西側の投資を受け入れないといったことはやめた方がいい。

 

 

逆に、バスケや陸上などのスポーツ分野に関してはアフリカ系の方が圧倒的に優れている。これこそまさに遺伝子レベルの話である。

 

 

 

アジア系は、日本や韓国に代表されるようにエンタメ分野(アニメやドラマ)で優れた想像力を発揮できる。

 

 

 

「全人類みんな平等!!」と言うのは権利についてであって、遺伝子レベルで見れば分野ごとに優劣が発生するのは仕方がないことだ。

 

 

 

 

つまり、前半でダラダラと述べた欧米系の遺伝子の方が優秀と言うのは経済発展に関する分野での話であって、全てにおいて欧米系が優れているとは僕も思わない。

欧米系の見た目に惹かれるというのは、現代において人類が生き残れるかどうかはその人が経済的に成功できるかにかかっているため、経済分野で優れた能力を発揮できる欧米人の方が見た目で選ばれやすいのかもしれない。

 

 

 

 

だから、それぞれの種族が得意不得意を補い合いながら全人類が共に発展していければ、こんなにいい話はない。